こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
別府温泉のシンボルといえば、なんといっても唐破風造りの屋根が印象的な竹瓦温泉ですよね。
特に名物の「砂湯」は、一度は体験してみたい憧れの温泉ですが、独特なシステムゆえに少しハードルが高く感じるかもしれません。
竹瓦温泉の砂湯の入り方に関する情報、特に服装や混雑状況、あるいは生理中やタトゥーがある場合の対応、さらにはカップルで楽しめるのかといった疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、私自身が現地で体験した情報をもとに、初めての方でも安心して砂湯を楽しめるよう、手順やマナーを詳しくご紹介します。
歴史ある建物の雰囲気を感じながら、重みのある砂に埋もれる体験は、きっと忘れられない旅の思い出になるはずですよ。
- 駐車場がない竹瓦温泉へ車でアクセスする際の最適なコインパーキング情報
- 予約不可のルール下で発生する待ち時間の目安と賢い過ごし方
- 手ぶらでも大丈夫かどうかが分かる持ち物リストとアメニティ料金
- 入店から砂かけ、シャワーで砂を落とすまでの詳細なシミュレーション手順
準備で分かる竹瓦温泉の砂湯の入り方
竹瓦温泉の砂湯は、一般的なスーパー銭湯や日帰り温泉施設とは勝手が違う部分がたくさんあります。
現地に着いてから「駐車場がない!」「タオルがない!」と慌てないように、まずは出発前に知っておくべき基本情報と準備について解説しますね。
事前準備さえしっかりしていれば、当日は心置きなくレトロな空間を楽しめるはずです。
駐車場やアクセス情報の事前確認
まず最初に、声を大にしてお伝えしなければならない最も重要なポイントがあります。
それは、竹瓦温泉には専用の駐車場がないという事実です。
「近くに行けばなんとかなるだろう」と思っていると、路地が狭く一方通行も多いエリアなので、駐車場探しでかなり消耗してしまいます。
特に週末や連休は、周辺のコインパーキングも満車になりやすいため注意が必要です。
車で向かう場合は、事前に近隣のコインパーキングを確実にリストアップしておくことが必須です。
私が実際に利用してみて、おすすめだと感じた駐車場をピックアップして表にまとめました。
距離と料金のバランスを見て選んでみてください。
| 駐車場名 | 距離 | 料金目安 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| トラストパーク楠町 | 徒歩約3分 | 60分100円 | 料金が圧倒的に安く、距離も近い第一候補です。まずはここを目指しましょう。 |
| タイムズ別府北浜 | 徒歩約2分 | 60分220円 | 施設に最も近いです。トラストパークが満車の場合の第二候補として。 |
| 別府北浜1丁目 | 徒歩約5分 | 30分110円 | 少し距離はありますが、海沿いを歩いて向かうのも風情があります。 |
JR別府駅からは徒歩10分ほどなので、散策がてら歩くのも風情があって良いですよ。
路地裏の雰囲気も含めて「別府に来た!」という実感が湧いてくるエリアです。
バスを利用する場合は「流川ゆめタウン前」で下車すると徒歩約2分で到着します。
予約不可な砂湯の待ち時間と混雑対策
竹瓦温泉の砂湯を利用する上で、もう一つ知っておくべき大きな特徴が「電話やネットでの予約は一切できない」というルールです。
システムとしては、直接現地に行って受付を済ませ、順番を待つというスタイルになります。
砂湯の定員は一度に最大8名まで。砂をかけ、入浴し、上がった後に砂を整備する時間も必要なので、回転率は決して高くありません。
そのため、どうしても待ち時間が発生してしまうのです。
混雑時の注意点
週末や連休などの観光シーズンには、数十分から1時間以上の待ち時間が発生することがよくあります。
場合によっては、最終受付時間の21:30よりも早く受付終了になることもあるので、時間には十分余裕を持って訪問しましょう。
待ち時間を楽しむマインドセット

ただ、この待ち時間も悪いことばかりではありません。
昭和13年(1938年)に建てられた現在の建物は、唐破風造りの豪華な屋根を持ち、国の登録有形文化財にも指定されています。
天井の高いロビーは、ただ座っているだけでも歴史を感じられる素敵な空間です。
湯上がりの牛乳を飲んだり、建物の写真を撮ったりしながら、のんびりと順番を待つのも旅の醍醐味だと私は思います。
なお、営業時間や定休日などの正確な情報は、訪問前に必ず公式サイトで確認することをおすすめします。
(出典:別府市公式サイト「竹瓦温泉」)
必要な持ち物とタオルのレンタル事情
「手ぶらで行っても大丈夫?」という疑問も多いですよね。
結論から言うと、最低限の小銭とタオルは持参した方がお得でスムーズです。
入浴料には「専用の浴衣」のレンタル料は含まれていますが、タオルやシャンプーなどのアメニティは含まれていません。これらは現地で購入したり有料だったりするので、節約派の方は持参しましょう。
特に、脱衣所にはティッシュや綿棒といった細かいアメニティも置かれていないため、女性の方はメイク道具一式も含めて準備が必要です。
持っていくと良いものリスト
- フェイスタオル:頭に巻いたり汗を拭いたりするのに必須。
- バスタオル:湯上がりに体を拭く用。
- 100円玉数枚:靴箱やロッカー、ドライヤー(7分100円)で小銭が必要になることが多いです。
- 濡れたタオルを入れる袋:帰り用にあると便利。
- ヘアゴム:髪が長い方は、砂がつかないようにまとめるために必須です。
もちろん、記念として「竹瓦温泉オリジナルタオル(350円)」を購入するのもアリですね。
レトロなデザインで可愛いので、自分へのお土産にもなります。

初めて砂湯に入る時、「どういう格好で砂に埋まるの? 水着はいるの?」と不安になりますよね。
竹瓦温泉の砂湯では、受付で渡される「砂湯専用の浴衣」に着替えて入浴します。
水着は不要です。更衣室で服を脱ぎ、下着もすべて取って素肌の上に直接この浴衣を着る形になります。
「浴衣の下は裸」という状態に最初は少しドキドキするかもしれませんが、砂湯エリアへ移動する際も浴衣を着ていますし、砂に埋まる際も浴衣ごと埋まるので、肌が露出する心配はありません。
専用浴衣は厚手の生地でできており、透ける心配もないので安心してくださいね。
料金システムとチケット購入の流れ
料金は、砂湯の場合1,500円(税込)です。
これには砂湯体験料と浴衣レンタル代が含まれています。
実はこの料金には「普通浴(内湯)」の利用権も実質的に含まれているのですが、砂湯体験だけでかなりの体力を消耗し、汗も大量にかくので、そのまま普通浴の湯船に移動して長湯するのは体力的になかなかハードだったりします。
まずは砂湯を全力で楽しむつもりで挑むのが良いでしょう。
券売機ではなく、番台(受付)で直接「砂湯に入りたいです」と伝えて料金を支払うスタイルです。
この時に番号札などを渡され、案内があるまでロビーで待機するという流れになります。
スタッフの方はテキパキとしていて親切なので、分からないことがあれば遠慮なく聞いてみましょう。
失敗しない竹瓦温泉の砂湯の入り方
準備が整ったところで、いよいよ実際の入浴手順について解説します。
砂湯には独特の作法やマナーがあるので、事前にシミュレーションしておくと現地で焦らずに楽しめますよ。
砂かけ体験の具体的な入浴手順

名前が呼ばれたら、いざ砂湯の世界へ! 私が体験した流れをステップごとに紹介します。
- 更衣室で着替え
男女別の暖簾をくぐり、更衣室で専用浴衣に着替えます。貴重品や衣服はロッカー(有料100円の場合あり)へ。タオル1本を持って浴室へ向かいます。 - 砂の上に寝転ぶ
浴室に入ると、温かい湿気がむわっと広がります。黒っぽい砂が一面に広がる光景は圧巻です。
砂かけさん(専門スタッフ)の指示に従って、指定された場所の木枕の上に仰向けに寝転びます。 - 砂かけの儀式
砂かけさんがスコップでザッザッと砂をかけてくれます。この砂、想像以上に「重い」んです!
温かく湿った砂が全身に乗ると、まるで漬物石を置かれたような、あるいは布団に圧縮されたような不思議な圧迫感に包まれます。
指先まで丁寧に砂をかけてくれる職人技にも注目です。 - じっくり10分〜15分
顔だけ出した状態でじっと待ちます。数分もしないうちに、ドクドクと脈を感じ、全身から汗が噴き出してきます。
サウナとはまた違う、内側から温まる感覚です。 - 自力で脱出
目安の時間になったり、あるいは熱くて我慢できなくなったりしたら、自分で砂を押しのけて起き上がります。
砂の重みがあるため、起き上がるのにも一苦労ですが、急に立つと立ちくらみすることがあるので、ゆっくり起きるのがコツです。
ポイント:無理は禁物
砂の重みと熱気で、体への負荷は意外と大きいです。
「熱すぎる」と感じたら目安時間前でも遠慮なく出てOKです。自分のペースを守りましょう。
シャワーでの砂落としマナーとコツ

砂から脱出した後、ここからが竹瓦温泉で最も重要なマナーの出番です。
砂まみれの浴衣のまま、よろよろとシャワーコーナーへ向かいます。
そこで浴衣を脱ぎ、シャワーを使って体と浴衣についた砂を徹底的に洗い流します。
髪の毛の生え際、耳の後ろ、お尻周りなど、砂は意外としつこく残っています。
特に背中や浴衣のシワに入り込んだ砂は落ちにくいので要注意です。
もし砂を落とさずに上がり湯の浴槽に入ってしまうと、排水溝が詰まる原因になったり、他のお客さんの迷惑になったりしてしまいます。
「これでもか!」というくらい念入りに流すのが、スマートな入浴者のマナーですね。
使用済みの浴衣は、指定された回収箱へ入れましょう。
生理中やタトゥーがある場合の対応
女性にとって気になる生理中の利用ですが、一般的に温浴施設では衛生管理の観点から生理中の入浴は控えるのがマナーとされています。
竹瓦温泉の公式サイト等に明示的な記述は見当たりませんが、砂湯も多くの人が利用する公共の場ですので、やはり控えておくのが無難でしょう。
また、タトゥー(入れ墨)に関してですが、別府市の市営温泉は比較的寛容であると言われることが多いです。
特に砂湯の場合、浴衣を着て入浴するため肌の露出はほとんどありません。
ただ、こちらも明確に「OK」と公言されているわけではないため、不安な場合は事前に施設へ問い合わせるか、ラッシュガードやカバーシール等を持参しておくと安心かもしれません。
※上記は一般的な傾向や過去の事例に基づく情報です。
施設のルールは変更される場合があるため、最終的な判断は施設の指示に従ってください。
砂湯のデトックス効果と入浴の感想

体験してみて一番驚いたのは、その「発汗量」と「脱力感」です。
竹瓦温泉の砂は温泉成分を含んで湿り気を帯びているため、熱伝導率が高く、体の芯まで一気に熱が伝わります。
乾いた砂のサラサラした感じではなく、「じっとりと重い圧力鍋」のような感覚です。
砂から出た後の開放感は言葉にできません。
体中の水分と老廃物が全部出たようなスッキリ感と、心地よい疲労感。
湯上がりにはコーヒー牛乳が最高に美味しく感じました。この爽快感は、他の温泉ではなかなか味わえない特別な体験と言えるでしょう。
普通浴と砂湯の違いや楽しみ方
竹瓦温泉には砂湯のほかに「普通浴」もあります。こちらは300円で入れる昔ながらの公衆浴場で、シャワーがなく、桶で湯を汲んで体を流すスタイルです。
砂湯エリアには砂を落とすためのシャワーが完備されているので、実は観光客にとっては砂湯の方が体を洗いやすかったりします。
普通浴の湯船は源泉掛け流しでかなり熱め(激熱!)なのが特徴ですが、砂湯エリアにある「上がり湯」も同じ温泉です。
砂湯料金で普通浴エリアへ移動して入ることも可能ですが、一度着替えて移動する必要があるのと、先ほどお伝えした通り砂湯だけで十分満足(&疲労)するので、無理にハシゴする必要はないかな、というのが私の正直な感想です。
時間と体力に余裕があるチャレンジャーの方は、ぜひ両方体験してみてください。
竹瓦温泉の砂湯の入り方まとめ
竹瓦温泉の砂湯は、単なるお風呂ではなく、歴史と文化を体全体で感じるエンターテインメント体験です。
入り方やマナーをしっかり押さえておけば、不安なく楽しむことができます。
記事のまとめ
- 駐車場はないので、近隣の「トラストパーク楠町」などを事前にチェック。
- 予約はできないため、時間に余裕を持って行くか、待ち時間を楽しむ心構えで。
- タオルや小銭は持参推奨。浴衣の下は素っ裸でOK。
- 砂湯の後は、シャワーで徹底的に砂を落とすのが鉄則マナー。
重厚な唐破風の屋根の下、昭和の風情を感じながら汗を流す体験は、きっと別府旅行のハイライトになりますよ。
ぜひ、万全の準備で「砂に埋まる快感」を味わってきてくださいね!
※本記事の情報は執筆時点のものです。営業時間や料金、定休日などは変更になる可能性があります。お出かけの際は、必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。