こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
北鎌倉の観光で食べ歩きを楽しみたいと考えているけれど、小町通りのような賑やかな雰囲気なのか、それとも静かにランチやコース料理を楽しむ場所なのか気になっている方は多いのではないでしょうか。
実はこのエリア、マナーを守りながら巡ることで、他にはない特別なグルメ体験ができるんです。
今回は私が実際に訪れて感じた、デートにもぴったりの穴場スポットや、駐車場情報も含めた現地のリアルな情報をお届けします。
- 北鎌倉エリア特有の「静寂を楽しむ」新しい食べ歩きのスタイル
- 行列必至の古民家カフェや予約必須のいなり寿司など穴場グルメ情報
- デートやハイキングに最適な具体的なモデルコースと時間配分
- 知っておきたいマナーと混雑を避けて快適に過ごすためのコツ
北鎌倉観光で食べ歩きを楽しむためのマナーとランチ事情
北鎌倉は、鎌倉駅周辺の賑わいとは少し違った、落ち着いた空気が流れるエリアです。
ここでは、串物を片手に歩くスタイルよりも、素敵なお店でテイクアウトして景色の良い場所でいただいたり、隠れ家のようなお店でゆっくりランチを楽しんだりするのが主流ですね。
まずは、この地域ならではの楽しみ方とマナーについて、私の体験を交えてご紹介します。
食べ歩き禁止?マナーを守って楽しむコツ
まず最初にお伝えしておきたいのが、鎌倉市では「公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」が施行されているということです。
これは観光客と住民が気持ちよく過ごすためのもので、混雑した場所や狭い道での「歩き食べ」は控えるよう求められています。
この条例は決して観光客を締め出すものではなく、お互いが気持ちよく過ごすためのルールです。
具体的には、「狭あいな場所又は混雑した場所で、歩行しながら飲食を行う等他者の衣類を汚損するおそれのある行為」が迷惑行為として定義されています。(出典:鎌倉市『公共の場所におけるマナーの向上に関する条例』)
注意したいポイント
北鎌倉の歩道はとても狭く、車通りも意外と多いんです。
歩きながらの飲食は、すれ違う人の服を汚してしまったり、自分自身も危ない目に遭ったりする可能性があります。
地元の方々の生活道路でもあるため、配慮が必要です。
「じゃあ、食べ歩きはできないの?」とがっかりしないでくださいね。
ここでの「食べ歩き」は、「美味しいものをテイクアウトして、お寺の境内や公園のベンチで座ってゆっくり味わう」というスタイルに変換するのが正解です。
これならマナー違反にもなりませんし、何より北鎌倉の美しい景色を目の前にして食べるグルメは格別ですよ。
北鎌倉ランチの穴場は古民家で決まり

北鎌倉に来たら絶対に外せないのが、古民家をリノベーションしたカフェやレストランでのランチです。
路地裏にひっそりと佇むお店が多く、探すプロセスそのものがちょっとした冒険みたいでワクワクします。
私のお気に入りは「喫茶ミンカ」です。ここは本当に植物に囲まれていて、入り口を見つけるのに少し迷うかもしれませんが、それもまた楽しいんです。
昭和初期の建物を活かした店内は、古材の床や味のある家具が配置され、時間が止まったようなレトロな空間。
ここでいただく「ナポリタン」や、昔ながらの固めの「プリン」は、心に染みる優しさがあります。
たびねこメモ
人気店なので、週末は行列ができることも。開店直後の11時半頃を狙うのがおすすめです。
静かに読書をしたくなるような、素敵な雰囲気ですよ。
おしゃれなカフェで静かな時間を過ごす

ランチの後は、こだわりのコーヒーで一息つくのもいいですよね。
北鎌倉には、わざわざ足を運びたくなるようなおしゃれなカフェが点在しています。
例えば、明月院のさらに奥にある「石かわ珈琲」。
長い階段を上がった先にあるこのお店は、まさに天空の隠れ家といった雰囲気です。
テラス席から緑を眺めながらいただくスペシャルティコーヒーは絶品。
ここまで来ると観光客の数もぐっと減るので、静寂そのものを味わう贅沢な時間が過ごせます。
店主の方が丁寧にドリップしてくれるコーヒーの香りに包まれると、日頃の疲れも吹き飛びます。
また、「珈琲 綴(つづる)」も素敵です。
自家焙煎の豆を丁寧に淹れてくれるお店で、ガトーショコラなどのスイーツとの相性も抜群。
一人旅や少人数で、静かに過ごしたい時にぴったりの場所かなと思います。

持ち帰りグルメでピクニック気分を満喫

お天気が良い日は、お店の中で食べるよりも外の空気を楽しみたくなりますよね。
そんな時に重宝するのが、テイクアウト専門のグルメです。
北鎌倉駅のすぐ近くにある「光泉(こうせん)」のいなり寿司は、絶対にチェックしてほしい一品です。
油揚げがじっくりと煮込まれていて、味が染みていて本当に美味しいんです。
特徴的な細長い形をしていて、口に入れるとジュワッと甘辛い出汁が広がります。ただ、ものすごい人気店なので注意が必要です。
確実に手に入れるには?
お昼過ぎには売り切れてしまうことも珍しくありません。
確実に食べたい場合は、事前に電話予約をしておくことを強くおすすめします。
当日の朝に電話しても間に合わないことがあるので、前日までの予約が無難です。
おすすめのパン屋で焼き立てを味わう

実は北鎌倉、レベルの高いパン屋さんが集まるエリアでもあるんです。
パンなら気軽に買えますし、持ち運びもしやすいので観光のお供に最適ですよね。
中でもユニークなのが「にちりん製パン」です。
ここの看板メニュー「はりねずみ」というパンは、見た目が本当にはりねずみそのもので、食べるのがもったいないくらいの可愛さ!
トゲトゲの部分もパン生地で表現されていて、SNS映え間違いなしです。
でも中にはホワイトチョコとくるみが入っていて、味は大人向けというギャップがたまりません。
古民家風の小さなお店で、猫の看板が目印です。
週末は並ぶこともありますが、フランスパンなどのハード系のパンも噛みしめるほどに小麦の味がしてすごく美味しいので、並んででも買う価値アリだと思います。
北鎌倉観光の食べ歩きに最適なスイーツとモデルコース
美味しいランチでお腹を満たしたら、次は甘いものを探しながら散策を続けましょう。
北鎌倉には、和菓子から最新のチョコレート専門店まで、スイーツの選択肢も豊富です。
ここでは、デートや一人旅など、シチュエーションに合わせた楽しみ方をご紹介します。
絶品スイーツやチョコレートに舌鼓

北鎌倉の入り口、円覚寺の門前にある「ショコラトリー カルヴァ 北鎌倉 門前」は、スイーツ好きなら必見です。
ここの名物「羊羹ショコラ」は、その名の通り羊羹とチョコレートが融合した新感覚のスイーツ。
蒸し焼きにしたチョコレート生地とあんこの層が重なり、和の素材とカカオの香りが口の中で溶け合って、驚きの美味しさです。パッケージも洗練されているので、特別な手土産としても最適です。
また、駅近くの「マヤノカヌレ」もおすすめ。カヌレは形がしっかりしているので、持ち歩いても崩れにくいのが嬉しいポイント。
「外はカリッ、中はモチッ」の食感は、歩き疲れた体にエネルギーをチャージしてくれます。

※横にスクロールしてご覧ください
| 店名 | おすすめ商品 | 特徴 |
|---|---|---|
| ショコラトリー カルヴァ | 羊羹ショコラ | 和と洋の融合、お土産に最適 |
| マヤノカヌレ | カヌレ | 食べやすく持ち運びに便利 |
| 北鎌倉お菓子と喫茶マルン | 季節の焼き菓子 | SNS映えする可愛らしさ |
老舗の和菓子はお土産にもぴったり

古都の風情を感じるなら、やっぱり和菓子は外せません。
「三日月堂 花仙(かせん)」の「鎌倉どら焼」は、神奈川県の指定銘菓にも選ばれている逸品です。
ふっくらとした皮と上品な甘さの餡のバランスが絶妙で、自分用にはもちろん、大切な人へのお土産としても喜ばれること間違いなしです。
建長寺の近くにあるので、参拝の帰りに立ち寄るのがスムーズです。
もう一つおすすめしたいのが、「鎌倉 松花堂(しょうかどう)」の「あがり羊羹」。
これは徳川家への献上品としての歴史を持つとされる蒸し羊羹の一種で、ういろうのようなモチモチとした弾力が特徴です。
ただし、保存料などを使っていないため日持ちがしません。
お買い物のポイント
「あがり羊羹」はその日のうちに食べるのがベスト。
ホテルに戻ってからの夜のおやつや、帰りの電車で楽しむ「自分へのご褒美」にするのが私のおすすめです。

カップルにおすすめのデートスポット
北鎌倉は落ち着いた雰囲気なので、大人のデートにぴったりです。
私がもしデートプランを組むなら、こんなコースはいかがでしょうか。
まず10時半頃にゆっくり集合して、円覚寺を散策。ここは駅の目の前なのでアクセスも抜群です。
その後、混雑する前に「喫茶ミンカ」でランチを楽しみます。
食後は東慶寺でお花を眺めて、最後に「ショコラトリー カルヴァ」でお揃いのお土産を買う、という流れです。
北鎌倉は派手なアトラクションはありませんが、「何もしない贅沢」や「美しい景色を共有する時間」が、二人の仲を深めてくれる気がします。
静かな環境なので、自然と会話も弾むはずですよ。
ハイキングコースで自然と食を楽しむ
アクティブ派の方には、建長寺から半僧坊を抜けていくハイキングコース(天園ハイキングコースなど)に挑戦するのもおすすめです。
北鎌倉から鎌倉駅方面へ抜けるこのルートは、適度な運動量で達成感も味わえます。
朝一番に「にちりん製パン」でパンを買うか、予約しておいた「光泉」のいなり寿司を受け取ってからスタートしましょう。建長寺の奥にある半僧坊からの眺めは絶景で、富士山が見えることもあります。
山頂付近の広場で、絶景を眺めながら食べるランチは、最高のアウトドア体験になりますよ。
ただし、上空からトンビが食べ物を狙っていることがあるので、そこだけは注意してくださいね!
明月院などの季節限定の景色を巡る

北鎌倉といえば、6月の紫陽花(あじさい)や晩秋の紅葉も素晴らしいですよね。
特に「明月院」は「あじさい寺」として全国的に有名で、シーズン中は大変な混雑になります。
混雑を避けて食事をするなら、メインの通りから少し離れたお店を予約しておくか、比較的空いている午前中の早い時間に「点心庵」などで食事を済ませてしまうのが賢い戦略です。
点心庵の「建長汁(けんちんじる)」は、根菜をごま油で炒めて出汁で煮込んだもので、野菜の旨味が詰まっていて、歩き疲れた体に染み渡ります。坐禅体験ができるスペースもあるので、心身ともにリフレッシュしたい方にもおすすめです。
北鎌倉観光での食べ歩き体験まとめ
北鎌倉での「食べ歩き」は、単にお腹を満たすだけでなく、その土地の文化や静けさを味わう体験そのものです。
小町通りのような賑やかさはありませんが、その分、一つひとつのお店のこだわりや、古民家の温かさに触れることができます。
ぜひ皆さんも、マナーを守りつつ、自分だけの「穴場」や「お気に入り」を見つける旅に出かけてみてください。
北鎌倉の深い魅力に、きっと心癒やされるはずです。