こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。

古都の風情を感じながらご利益もいただける、鎌倉や江の島の7福神巡りに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
いざ計画を立てようと思うと、効率的なルートや回る順番はどうすればいいのか、徒歩での所要時間はどれくらいかかるのかなど、気になることがたくさんありますよね。

また、記念に残る御朱印や色紙の値段、途中で立ち寄りたい美味しいランチのお店に関する情報も事前にチェックしておきたいポイントです。

この記事では、私自身のリサーチに基づき、初めての方でも安心して楽しめる完全ガイドをお届けします。

  • 鎌倉と江の島の7福神を効率よく巡るための推奨ルートと地図情報
  • 徒歩で回る場合の具体的な所要時間と無理のないスケジュールの目安
  • 専用の御朱印帳や色紙の種類とそれぞれの値段および購入場所
  • 巡礼の合間に立ち寄りたいエリア別のおすすめランチやカフェ情報

鎌倉の7福神巡りモデルコース

鎌倉江ノ島七福神パンフレット
鎌倉江ノ島七福神パンフレット

鎌倉から江の島にかけて点在する8つの社寺を巡るこのコースは、単なるスタンプラリーではなく、湘南の歴史や自然を肌で感じる素晴らしい旅のルートです。

ここでは、私が自信を持っておすすめする「失敗しない王道ルート」と、事前に知っておくべきアイテムや費用の情報を詳しく解説していきますね。

効率的なルートと地図

鎌倉・江の島七福神巡りの最大の特徴は、一般的な「七福神(7柱)」に加えて弁財天様が2箇所(鶴岡八幡宮と江島神社)にいらっしゃるため、合計8箇所を巡る構成になっている点です。

地図を見てみると、北鎌倉から鎌倉駅周辺、長谷、そして江の島へと南北に大きく広がっていることがわかります。

私が最もおすすめするのは、北部の「北鎌倉駅」からスタートし、南の「江の島」を目指すルートです。
このルートには明確なメリットがあります。

【北から南へ回るメリット】

  • 地理的に少しずつ海に向かって下っていく形になるため、体感的に楽な「ダウンヒルコース」となります。
  • 朝の静寂な北鎌倉からスタートし、賑やかな小町通りを経て、夕方に江の島のサンセットで締めくくるという、旅の情緒を高めるストーリーが作りやすいです。
  • 江の島をゴールにすることで、巡礼後の打ち上げ(夕食)の選択肢が海鮮中心に広がります。

逆に江の島スタートにしてしまうと、夕方に北鎌倉へ着くことになりますが、北鎌倉のお店は閉店時間が早いことが多いため、少し寂しい終わり方になってしまうかもしれません。

やはり「北から南」が王道ですね。

おすすめの順番と回り方

では、具体的にどのような順番で回れば良いのでしょうか。
休憩や移動時間を含めた現実的なシミュレーションをご紹介します。
朝の9時半頃に北鎌倉に到着すれば、夕方には江の島でゴールできる計算です。

時間目安 場所・行動 ポイント
09:30 北鎌倉駅到着

①浄智寺(布袋尊)
ここで専用の色紙や御朱印帳を入手しましょう。北鎌倉の静けさは朝一番が最高です。
10:30 移動(徒歩20分または電車)

②鶴岡八幡宮(旗上弁財天)
源氏池に浮かぶ弁財天様にお参りします。白鳩がたくさんいて平和な雰囲気ですよ。
11:40 徒歩移動(約5分)

③宝戒寺(毘沙門天)
美しい白萩や歴史ある本堂を見学。ここは「萩の寺」としても有名です。
12:00 小町通り・鎌倉駅周辺でランチ このエリアは飲食店が豊富です。しっかり腹ごしらえをしておきましょう。
13:00 徒歩移動

④妙隆寺(寿老人)

⑤本覚寺(夷尊神)
鎌倉駅東口エリアの残りのスポットを制覇します。本覚寺は駅のすぐ近くです。
13:45 江ノ電で移動(鎌倉駅→長谷駅) ここから海側のエリアへ移動です。江ノ電の車窓も楽しみの一つですね。
14:15 ⑥長谷寺(大黒天)

⑦御霊神社(福禄寿)
長谷寺は見どころが多いので時間を多めに確保。御霊神社は江ノ電との撮影スポットです。
15:45 江ノ電で移動(長谷駅→江ノ島駅) 旅のフィナーレ、江の島へ向かいます。
16:30 ⑧江島神社(弁財天) エスカーなどを利用して弁財天様にお参りし、満願成就!

この順番で回れば、各エリアの開門・閉門時間を気にしつつも、主要な観光スポットを漏らすことなく楽しむことができますよ。

徒歩での所要時間

「全行程を歩くとどれくらいかかりますか?」という質問をよくいただきますが、結論から言うと、移動と参拝、そして食事や休憩を含めると約7時間から8時間を見ておいた方が良いでしょう。

総移動距離は、電車を使わずに全て歩いた場合で約10kmから12kmほどになります。

もちろん、北鎌倉から鎌倉、鎌倉から長谷、長谷から江の島といった区間は江ノ電やJRを使えば大幅に楽になりますが、それでも社寺の境内は階段が多かったり、駅から少し歩いたりと、かなりの運動量になることは間違いありません。

特に、最後の江の島は島全体が高低差のある地形をしています。
ゴール手前で体力を使い果たさないよう、適度に休憩を挟むことが大切です。

服装と靴について
石段や坂道が多いので、ヒールや革靴は避け、履き慣れたスニーカーでの参加を強くおすすめします。
まさに「ハイキング」に行くつもりで準備しましょう。

御朱印や色紙の値段

飾り色紙(たとう付)
飾り色紙(たとう付)

七福神巡りの大きな楽しみといえば、御朱印集めですよね。
予算を立てやすいように、費用の目安を整理しておきます。
基本的には、「専用アイテムの代金」プラス「各社寺での御朱印代」が必要になります。

項目 価格(目安) 備考
色紙(飾り用) 1,000円 最初の寺社で購入。本格的な「たとう(カバー)」付き。
色紙(版画・簡易) 500円 手軽に参加したい方向け。
御朱印代 300円〜500円 8箇所分必要です。
拝観料 合計約1,100円 浄智寺、長谷寺、江島神社(奉安殿)などで必要。

全て合わせて、移動費や食事代を除いた「巡礼のみの費用」として、大人1名あたり3,500円〜5,000円程度を見積もっておくと安心です。

特に鶴岡八幡宮や江島神社の奉安殿など、場所によっては小銭が必要になることも多いので、100円玉を多めに用意しておくとスムーズですよ。

専用の御朱印帳の種類

鎌倉・江の島七福神には、いくつかの専用アイテムが用意されています。
どれを選ぶかで旅のスタイルも変わってくるので、自分に合ったものを選んでみてください。

一番人気はやはり「飾り色紙(たとう付)」です。
手書きの御朱印を一つずつ頂いていく形式で、完成した時の達成感はひとしおです。
「たとう」という保存用の畳紙が付いているので、持ち帰りも安心ですし、帰宅してすぐにそのまま飾ることができます。

また、御朱印コレクターの方には「専用御朱印帳(ブックタイプ)」(1,500円)がおすすめです。
持ち運びに便利で、通常の御朱印集めと同じ感覚で回れます。さらに、少しリッチな体験をしたい方や外国人観光客の方には「屏風型 御朱印帳」(3,000円)もあります。
これは広げると屏風のようになり、インテリアとしても非常に美しいものです。

ただし、屏風型などは取り扱っている寺社が浄智寺や御霊神社など一部に限られる場合があるので、スタート地点で在庫を確認するのが確実ですね。

鎌倉の7福神観光のポイント

ただスタンプラリーのように回るだけではもったいないのが鎌倉の魅力です。
ここからは、巡礼の合間に楽しみたいグルメや、季節ごとの見どころ、そして混雑回避のコツなど、旅をより豊かにするためのポイントをご紹介します。

巡礼中の美味しいランチ

長時間のウォーキングには美味しい食事が欠かせません。
エリア別におすすめのランチスポットをピックアップしました。

北鎌倉エリア:大人の隠れ家ランチ

鉢の木(新館)
鉢の木(新館)

静かなスタートを切りたいなら、精進料理で有名な鉢の木(新館)がおすすめです。
落ち着いた和の空間で、ミシュラン掲載の実績もある本格的な和食をいただけます。
また、古民家を改装したイタリアン「アルビコッカ」も雰囲気が良く、デートにもぴったりです。

アルビコッカ
アルビコッカ

鎌倉駅・小町エリア:活気ある定番グルメ

峰本 八幡宮前本店
峰本 八幡宮前本店

選択肢が豊富ですが、老舗の味を楽しむならお蕎麦の峰本 八幡宮前本店や、生しらす丼が人気の「秋本」が良いでしょう。
ただし、お昼時は行列ができることも多いので、時間をずらすか予約を検討してください。

長谷エリア:古民家カフェでほっと一息

長谷エリアでは、古民家カフェでの休憩が最高です。パンケーキブームの火付け役の一つ「サカシノシタ」は、路地裏の隠れ家的な雰囲気が魅力。
また、長谷寺境内にある「海光庵」では、由比ヶ浜の絶景を眺めながら名物の「お寺のカレー」をいただくことができ、移動時間の節約にもなります。

海光庵
海光庵

各寺社の見どころとご利益

長谷寺(大黒天)
長谷寺(大黒天)
江島神社(弁財天)
江島神社(弁財天)

8つの社寺には、それぞれユニークな見どころがあります。御朱印をもらうだけでなく、ぜひ境内の散策も楽しんでください。

【特に見逃せないポイント】

  • 浄智寺(布袋尊): 境内奥の洞窟にいらっしゃる布袋様は、お腹を撫でると元気がもらえると言われています。愛嬌のある表情に癒やされます。
  • 長谷寺(大黒天): 「さわり大黒」様だけでなく、巨大な観音様や見晴台からの海の景色は圧巻です。
  • 御霊神社(福禄寿): 鳥居のすぐ目の前を江ノ電が横切る踏切があり、絶好のフォトスポットとして有名です。
  • 江島神社(弁財天): 日本三大弁財天の一つで、芸能や金運のご利益で有名です。エスカーター(有料エスカレーター)を使えば移動も楽々です。

それぞれの神様のご利益を意識しながらお参りすることで、より深い体験になるはずです。

浄智寺(布袋尊)
浄智寺(布袋尊)

車でのアクセスと駐車場

普段は車で移動される方も多いと思いますが、鎌倉・江の島七福神巡りに関しては、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

車をおすすめしない理由

  • 鎌倉周辺の道路は非常に狭く、休日・平日を問わず慢性的に渋滞しています。
  • 観光スポット近くの駐車場(コインパーキング)は料金が高額になりがちで、上限設定がない場合もあります。
  • 8箇所を車で移動して駐車して…を繰り返すと、徒歩よりもかえって時間がかかってしまうケースが多いです。

どうしても車で行く場合は、「パーク&ライド」を利用し、江ノ電沿線の少し離れた駅(例えば七里ヶ浜駐車場など)に車を停めて、そこから電車で移動するのが賢い選択です。

アジサイなどの季節の花

宝戒寺の「白萩」
宝戒寺の「白萩」

鎌倉は「花の古都」でもあります。七福神巡りの時期を花のシーズンに合わせると、感動も倍増しますよ。

特に有名なのが6月の紫陽花(アジサイ)です。
長谷寺のアジサイ路(眺望散策路)は、整理券が配られるほどの人気ぶりですが、その美しさは一見の価値ありです。

また、9月頃には宝戒寺の「白萩」が見頃を迎えます。境内が白い花で埋め尽くされる様子は「萩のトンネル」とも呼ばれ、とても幻想的です。季節ごとの自然の変化を感じられるのも、この巡礼コースの醍醐味ですね。

混雑を避ける時期と時間帯

人気の観光地だけに、混雑は避けたいところ。
特にお正月(1月1日〜3日)の「初えびす」や、6月のアジサイシーズン、GWなどは大変な人出になります。

ゆっくりと巡りたい場合は、これらのピークシーズンを外すか、あるいは平日の早朝を狙うのが鉄則です。
特に長谷寺や江の島は午後になると観光客が集中して混み合うため、午前中の早い時間にこれらの人気スポットを回ってしまうスケジュールを組むと、比較的スムーズに観光できますよ。

鎌倉の7福神巡りで旅に出よう

鎌倉・江の島七福神巡りは、単に御朱印を集めるだけでなく、心地よいウォーキング、美味しい食事、そして歴史ある風景との出会いが詰まった、最高のエンターテインメント体験です。

8箇所すべてを回り終え、江の島で夕日を眺めた時の達成感は、きっと明日への活力になるはずです。

準備万端で出かければ、きっと素敵なご利益と出会いが待っています。ぜひ次の休日は、スニーカーの紐を締めて、鎌倉への旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

※記事の内容は執筆時点の情報のものです。拝観時間や料金、メニュー内容は変更になる場合がありますので、お出かけの際は必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。