こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
日本屈指の温泉地である別府への旅行は本当にワクワクしますよね。
でも、帰りの時間が近づくにつれて頭を悩ませるのがお土産選びではないでしょうか。
職場へのばらまきに最適なコスパの良いお菓子や、甘いものが苦手な方向けのお菓子以外のアイテム、さらには日持ちを考慮した商品選びなど、考えることは山積みです。
現地で慌ててランキングを検索したり、駅や別府湾SAで迷ってしまったりすることもあるかもしれません。
せっかくなら、おしゃれな雑貨や限定のスイーツを選んで、自分自身も旅の余韻に浸りたいものです。
- 失敗しない定番の銘菓や人気ランキングの傾向
- 職場で配るのに最適なばらまき用のお土産
- お菓子以外の調味料や伝統的な竹細工などの雑貨
- 別府駅やサービスエリアで買える限定商品や購入スポット
別府のお土産で絶対に外さない定番商品

別府には長く愛されている銘菓から、最近話題のスイーツまで数多くのお土産があります。
まずは、これを買っておけば間違いないという定番の商品や、渡す相手に合わせた選び方のポイントを私の体験を交えてご紹介しますね。
特に初めて別府を訪れる方は、このエリアを押さえておけば失敗知らずですよ。
最新の人気ランキングで選ぶ銘菓

別府のお土産売り場に行くと、本当にたくさんの商品が並んでいて目移りしてしまいますよね。
「結局どれが一番人気なの?」と迷ってしまうことも多いはずです。
人気ランキングなどで常に上位に入っている商品は、長年愛されてきた味と実績があるため、やはり信頼できます。
特に私が「これは外せないな」と感じるのは、大分銘菓として不動の地位を築いている「ざびえる」や、温泉地ならではの体験も楽しめる「地獄蒸しプリン」です。これらは知名度が抜群に高いので、渡した瞬間に「あ、大分・別府に行ってきたんだね!」と分かってもらえる安心感があります。
「有名なお菓子だよね、これ好きなんだ」と喜んでもらえる確率も非常に高いですね。
また、最近では若い世代を中心に、見た目が可愛らしく爽やかな「カボス」を使ったスイーツも人気が高まっているようです。
ラングドシャやグミなど、カボスの酸味を活かしたお菓子は、甘すぎるのが苦手な方にも好評です。
ランキング情報は季節によって変動することもありますが、ロングセラー商品は味も品質も安定しているので、迷ったときは定番の強さを信じて選ぶのが正解かなと思います。
職場で配りやすいばらまき向け商品

職場へのお土産選びで一番気を使うのが、「人数分足りるか」「個包装になっているか」、そして「予算内に収まるか」という点ですよね。
私も会社勤めをしていた頃は、休み明けに持っていくお菓子選びに必死でした。
人数が多い部署だと、どうしても一つ当たりの単価を気にせざるを得ません。
そんな切実な「ばらまき需要」にぴったりなのが、「謎のとり天せんべい」や「別府のたまご」といった商品です。
これらは1箱に入っている個数が多く、1個あたりの単価も数十円程度に抑えられているので、大人数の職場でも安心して配ることができます。
ばらまきお土産選びのポイント
職場用には、デスクで仕事をしながら食べてもボロボロこぼれにくく、賞味期限に余裕があるものを選ぶのが鉄則です。
また、甘いものが苦手な人が多い職場なら、おせんべい系を選ぶと「分かってるね!」と喜ばれますよ。
特に「謎のとり天せんべい」は、大分名物のとり天の風味がしっかり再現されていて、ニンニクと醤油の香ばしさが後を引きます。
「なんで『謎』なんですか?」と会話のきっかけにもなるネーミングも良いですよね。
おやつとしてもおつまみとしても優秀な万能選手です。
定番のお菓子ざびえると月さらさ
大分・別府土産の王様といえば、やはり「ざびえる」でしょう。
フランシスコ・ザビエルの功績をたたえて名付けられたこのお菓子は、黒いビロード風の植毛加工が施された箱に入っており、その高級感は他のお土産とは一線を画します。
目上の方へのお土産としても自信を持って渡せるクオリティです。
中身は、純和風の白餡を包んだ「銀」と、ラム酒漬けのレーズンを刻み込んだ餡の「金」の2種類が入っています。
バターの風味が効いたビスケット生地のような皮と餡のバランスが絶妙で、まさに和洋折衷の味わいです。
私は個人的に、ラム酒がふわっと香る「金」のざびえるが大好きで、コーヒーや紅茶のお供として自分用にも必ず買って帰ります。
一方、もっと気軽に配りたい時や、さらに枚数が必要な場合におすすめなのが、ざびえる本舗の姉妹品である「月さらさ」です。
月さらさの魅力

こちらは薄くて軽いゴーフレットで、チーズ味とサツマイモ味のクリームがサンドされています。
パリッとした食感と優しい甘さが特徴で、何より「軽くてかさばらない」というのが旅行者にとっては大きなメリットです。
荷物がいっぱいになりがちな帰り道でも、月さらさなら隙間にスッと入ります。
パッケージの再利用
ざびえるの箱は作りがしっかりしていて手触りも良いので、食べ終わった後に名刺入れや小物入れとして使っている人も多いんです。
「実家の引き出しにざびえるの箱がある」というのは、大分県民あるあるとして親しまれています。
地獄めぐりで人気のプリンを比較

別府観光のハイライト「地獄めぐり」を楽しんだら、ぜひ味わってほしいのが地獄蒸しプリンです。
温泉の蒸気(地獄釜)で蒸し上げたプリンは、独特の濃厚さと固めの食感が特徴で、昭和レトロな味わいがたまりません。
最近のなめらか系プリンとは違う、卵の力がしっかり感じられるプリンです。
特に有名なのが、明礬(みょうばん)温泉エリアにある「岡本屋売店」の地獄蒸しプリンです。
職人が一つひとつ手作業で蒸し上げており、苦味の効いたカラメルソースと濃厚なカスタードのハーモニーが絶品です。
現地で絶景を眺めながら食べるのはもちろん、お土産として持ち帰ることも可能です。
ただ、要冷蔵の商品が多いので、持ち帰る際は保冷剤や保冷バッグの準備が必要ですね。
他にも、「海地獄」では地獄のお湯の色をイメージさせるスイーツや、「血の池地獄」の赤いプリンなど、各地獄の売店でもオリジナルのプリンが販売されています。
それぞれ味や見た目に特徴があるので、現地で食べ比べをして、一番気に入ったものを配送で送るのも賢い方法かなと思います。
持ち帰りの注意点
プリンは生菓子なので賞味期限が短く、温度管理も重要です。
長時間の移動になる場合は、クール便での配送を利用するか、帰る直前に購入することをおすすめします。
日持ちを重視した賞味期限リスト
旅行から帰ってすぐに渡せれば良いのですが、数日経ってから会う友人や、次の出社日まで日が開く場合などは、賞味期限が気になりますよね。
「渡そうと思ったら期限が切れていた!」なんて失敗は避けたいものです。
そこで、主要なお土産の日持ち目安をまとめてみました。
| 商品名 | 賞味期限の目安 | 特徴・おすすめシーン |
|---|---|---|
| 月さらさ | 約60日 | 日持ち重視ならコレ。薄くて軽いので持ち運びも便利。長期休暇明けの職場などに。 |
| ざびえる | 約30日 | 常温保存可能。贈答用としても安心の期間があり、郵送のお土産にも適しています。 (出典:ざびえる本舗公式サイト『南蛮菓ざびえる』) |
| 謎のとり天せんべい | 約30日以上 | スナック系は比較的日持ちが長く、個包装なので湿気に気をつければゆっくり楽しめます。 |
| 地獄蒸しプリン | 数日~1週間程度 | 要冷蔵。商品や製法によって大きく異なるので、購入時に必ずパッケージ裏面を確認してください。 |
※上記の賞味期限は製造日からの期間であり、店舗での在庫状況や購入のタイミングによって残りの日数は異なります。あくまで目安として参考にしてください。
お菓子以外も充実した別府のお土産選び
「甘いものはあまり食べない」という方や、「食べ物だとなくなってしまうから、形に残るものがいい」という方へのお土産も、別府なら豊富に見つかります。ここからは、お菓子以外の食品や、別府ならではの伝統工芸品、雑貨についてご紹介します。
お菓子以外で選ぶ調味料や海産物
甘いものが苦手な方や、お酒が好きな方へのお土産として私がよく選ぶのが、大分の特産品を使った調味料やスナックです。
地元の人が日常的に使っている調味料は、実は一番喜ばれる「リアルなお土産」だったりします。
特に大分ならではの「カボス醤油」や「カボスぽん酢」は、いつもの食卓に別府の香りをプラスできるので非常に喜ばれます。
スーパーなどで手軽に買えるフンドーキン醤油の小瓶タイプなどは、数百円で購入でき、自分用にも重宝しますよ。また、ピリッとした辛さが癖になる「柚子胡椒」も、お鍋や焼き鳥、お刺身の薬味として最高です。
おつまみ系なら、「とり皮天」や「かぼすこしょう味の鶏炭火焼」などもおすすめ。カリッとした食感や炭火の香ばしさはビールとの相性が抜群なので、お酒好きの上司や友人へのお土産にぴったりです。
伝統工芸の竹細工や雑貨の魅力

食べ物以外で、少し特別感のある別府らしいお土産を探しているなら、経済産業大臣指定の伝統的工芸品である「別府竹細工」はいかがでしょうか。
別府は良質な竹の産地であり、古くから竹細工が盛んです。
職人さんが一つひとつ丁寧に編み上げた籠やザルは、使い込むほどに飴色に変化していき、長く愛用できる「一生モノ」になります。
「伝統工芸品なんて高そうだな…」と思うかもしれませんが、実はお土産向けの手頃なアイテムも充実しています。
- 竹の箸・箸置き: 数百円から購入可能で、食卓のアクセントになります。
- 竹のコースター: デザインが豊富で軽く、海外の方へのお土産にも人気。
- 調理用の盛り籠: パンや果物を乗せるだけで、いつもの食卓がカフェ風に。
また、別府といえば温泉ですから、自宅で温泉気分を味わえる「湯の花」や温泉成分配合の入浴剤、コスメなどの雑貨も女性に大人気です。
特に明礬温泉で作られる「薬用 湯の花」は、江戸時代から続く「湯の花小屋」で作られる本格派。入浴剤としてお風呂に入れれば、自宅がいっきに別府温泉に早変わりします。
別府駅で効率的に購入できる限定品

観光に夢中になって遊んでいたら、お土産を買う時間がなくなってしまった!という時でも大丈夫です。
JR別府駅にある商業施設「えきマチ1丁目別府」には、主要なお土産店が集結しています。
ここにある「別府銘品蔵」などは品揃えが非常に豊富で、ざびえる等の定番銘菓はもちろん、駅限定のパッケージ商品やお弁当なども手に入ります。
改札のすぐ近くにあるので、電車に乗る直前にサッと買い回れるのが最大のメリット。
私はいつも最後にここで、買い忘れがないか最終チェックをしています。
駅での購入メリット
複数のブランドの商品を一度にまとめて購入できるため、あちこちのお店を回る手間が省けます。
また、駅直結なので雨の日でも濡れずに買い物ができるのが嬉しいですね。
宅急便の受付カウンターもあることが多いので、荷物が増えても安心です。
別府湾SAで買えるおしゃれな逸品

もしレンタカーや自家用車で移動されているなら、ぜひ立ち寄ってほしいのが大分自動車道の「別府湾サービスエリア(SA)」です。ここは単なる休憩所ではなく、別府湾を一望できる絶景とおしゃれなショッピングが楽しめる、立派な観光スポットになっています。
特に注目なのが、湯布院の有名旅館「山荘無量塔(Murata)」がプロデュースするセレクトショップの商品です。
中でも「Pロール」というロールケーキや、洗練された筒状のパッケージに入った「テオムラタ」のチョコレートは、サービスエリアのお土産とは思えないクオリティとデザイン性です。
「別府のお土産だけど、ちょっとセンスの良いものを渡したい」「ありきたりなものではなく、こだわりの逸品を探している」という時には、わざわざここに立ち寄って買う価値が十分にあります。
上下線は遊歩道で繋がっており、どちらからでも利用できるので、ドライブの合間にぜひチェックしてみてください。
別府のお土産選びで思い出を持ち帰る
別府のお土産は、温泉地ならではの歴史あるお菓子から、地元の方の生活が垣間見える調味料、そして職人技が光る竹細工まで、本当にバリエーションが豊かです。
大切なのは、渡す相手の顔を思い浮かべながら、「どれなら喜んでくれるかな?」と選ぶ時間そのものを楽しむことだと思います。定番の「ざびえる」で安心感を贈るもよし、自分用の「湯の花」で帰宅後も温泉気分に浸るもよし。
ぜひこの記事を参考に、あなたの別府旅行を締めくくる素敵なお土産を見つけてくださいね。
※本記事で紹介している商品価格や賞味期限、店舗情報は執筆時点の一般的な目安です。最新の情報は各公式サイトや現地店舗にてご確認ください。