こんにちは。ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。

大分県の別府温泉といえば、湯けむり立ち上る温泉街の風情がたまりませんよね。
その中でも、別府のシンボルとして圧倒的な存在感を放っているのが「竹瓦温泉(たけがわらおんせん)」です。

ガイドブックには必ず載っている名所ですが、実際に竹瓦温泉のレビューや口コミを調べてみると、「砂湯は熱すぎて入れない?」「タトゥーがある人が多いって本当?」「駐車場がなくて困った」といった、気になる情報がちらほら出てきます。

昭和レトロな建物や名物の砂湯に憧れはあるものの、独特のルールやマナーがあるんじゃないかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に現地を訪れて砂湯と温泉を堪能してきた私が、これから行く方が絶対に知っておくべき情報を徹底的にレビューします。

  • 予約不可の砂湯を待ち時間なしで楽しむための「狙い目」の時間帯
  • タトゥーがある方でも堂々と利用できる公式ルールと現地のリアルな雰囲気
  • 100円玉が必須?ドライヤーやアメニティの料金と持参すべきアイテム
  • 別府駅から徒歩10分!アクセス情報と周辺で一番安い駐車場の攻略法

砂湯が有名な竹瓦温泉のレビューと体験談

砂湯が有名な竹瓦温泉のレビューと体験談

まずは、竹瓦温泉の代名詞とも言える「砂湯」を中心に、実際に体験して感じた空気感や、事前に知っておかないと戸惑ってしまう独自のルールについて詳しくレビューしていきます。
建物に一歩足を踏み入れた瞬間、そこはまるで「千と千尋の神隠し」のような世界観でした。

混雑を避けるための推奨時間

竹瓦温泉は別府観光のハイライトとも言える場所なので、平日・休日を問わず多くの観光客で賑わっています。
特に砂湯は、一度に入浴できる人数が最大でも10名前後と限られているため、回転率があまり良くありません。

私の経験と現地でのリサーチから言うと、週末や連休中は1時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。

狙い目の時間帯は?

比較的スムーズに入浴できる狙い目は、以下の2つの時間帯です。

  • 平日の午前中(特に朝イチ):観光客が増える前の静かな時間を狙いましょう。
  • 夕食どきの18時から19時頃:多くの宿泊客が夕食のために宿へ戻る時間帯は、エアポケットのように空くことがあります。

逆に、ホテルのチェックアウト後である10時から11時や、おやつの時間の15時前後は非常に混雑します。
砂湯の受付は朝8時から開始されるので、どうしても待ちたくない方は、朝食前に訪れるのも賢い選択ですよ。
スケジュールには十分な余裕を持たせておくことを強くおすすめします。

予約ができない砂湯の利用手順

砂湯体験の完全フロー

「事前にネットで予約しておけば安心」と思っている方もいるかもしれませんが、残念ながら竹瓦温泉の砂湯には予約システム自体が存在しません。
電話予約も不可で、完全に「現地での先着順」となります。

初めての方でも迷わないよう、利用手順を詳しくまとめました。

砂湯体験の完全フロー

  1. 受付と支払い:入口の券売機ではなく、有人カウンターで「砂湯」を申し込みます。
    料金は1,500円です。ここで順番札と専用の浴衣を受け取ります。
  2. 待機:順番が来るまで、天井の高いレトロなロビーで待機します。
    混雑時はここで数十分待つことも。
  3. 着替え:案内があったら更衣室へ。
    下着はすべて脱ぎ、専用の浴衣一枚になります。
  4. 砂湯体験(15分間):砂場へ移動し、指定された場所に横たわります。
    「砂かけさん」が手際よく砂をかけてくれます。
  5. 砂を落とす(最重要!):終了後は、シャワーで体や髪についた砂を念入りに洗い流します。
  6. 仕上げの入浴:砂を完全に落としてから、内湯(温泉)に浸かって温まり直します。

【重要】砂は絶対に持ち込まないで!
体に砂がついたまま内湯の浴槽に入ると、排水溝が詰まる原因になり、施設や他のお客さんに多大な迷惑がかかります。
浴衣を脱いだら、まずはシャワーで徹底的に砂を落とすのが鉄則のマナーです。

砂湯の熱さと入浴効果の感想

実際に砂の中に埋まってみると、その感覚は「温かい」というより「重厚な熱気」という言葉がぴったりでした。
温泉で温められた砂は水分を含んでいてずっしりと重く、全身を圧迫されるような心地よい負荷がかかります。

砂かけさんに砂をかけられて数分経つと、ドクドクと脈打つのが自分でもわかるほど血行が良くなり、全身から汗が噴き出してきました。正直、熱いのが苦手な方には少しハードルが高いかもしれません。
「熱い!」と感じたら、我慢せずに砂かけさんに伝えて調整してもらいましょう。

たった15分ですが、砂から出た後の爽快感は格別です。
体が軽くなったような感覚になり、旅の疲れが一気に吹き飛びました。
デトックス効果を期待する女性には特におすすめしたい体験ですね。

タトゥー客への対応とルール

最近の温泉施設では、タトゥーや刺青がある方の入浴を制限しているところが多いですが、竹瓦温泉は公式に「タトゥーOK」の方針を打ち出しています。

隠すためのシールやカバーなども一切不要で、そのまま堂々と入浴することができます。
そのため、私が訪れた時も、海外からのバックパッカーや、ファッションタトゥーを入れた若い旅行者が普通に入浴を楽しんでいました。

これは、竹瓦温泉が単なる観光施設ではなく、古くから地域の人々に愛されてきた「共同浴場」であり、多様な人々を受け入れる文化が根付いているからこそでしょう。
「タトゥーがあるから温泉に入れない」と諦めていた方にとって、ここはまさにオアシスのような存在です。
逆にタトゥーがない方も、こういったグローバルでオープンな雰囲気であることを理解して訪れると、カルチャーショックを受けずに楽しめると思います。

レトロな建物の歴史と雰囲気

レトロな建物の歴史と雰囲気

竹瓦温泉の魅力は、お湯だけでなくその建物自体にもあります。現在の建物は昭和13年(1938年)に建設されたもので、正面玄関の豪華な「唐破風造(からはふづくり)」の屋根は、思わず写真に収めたくなる威厳があります。

ちなみに、「竹瓦温泉」という名前の由来をご存知でしょうか?

名前の由来:竹から瓦へ
明治12年(1879年)の創設当初、屋根は「竹葺き(たけぶき)」でした。その後、改築された際に「瓦葺き(かわらぶき)」になったことから、「竹瓦温泉」と呼ばれるようになったそうです。

館内に足を踏み入れると、高い天井に使い込まれた木の床、そして湯上がりのお客さんがくつろぐロビーが広がっています。
現代のスーパー銭湯のような便利さはありませんが、ここには昭和初期の時間がそのまま流れているような、独特の温かみがあります。
建物自体が「別府温泉のシンボル」として登録有形文化財や近代化産業遺産にも認定されており、建築好きの方にもたまらないスポットです。

(出典:別府市公式ホームページ「竹瓦温泉」

失敗しない竹瓦温泉のレビューと攻略ガイド

ここからは、実際に竹瓦温泉を利用する際に知っておくと便利な「実用情報」をまとめます。
駐車場探しで時間をロスしたり、小銭がなくて困ったりしないよう、事前の準備にお役立てください。

周辺で一番安い駐車場の場所

周辺で一番安い駐車場の場所

車でアクセスする場合の最大の注意点は、竹瓦温泉には専用の無料駐車場がないということです(※障がい者用スペース等は除く)。
周辺は一方通行も多く、コインパーキングの料金設定もバラバラです。

私が周辺を歩き回ってリサーチした結果、最もおすすめなのが「トラストパーク楠町」です。

駐車場名 距離 料金目安 たびねこ判定
トラストパーク楠町 徒歩2-3分 60分100円 【推奨】圧倒的コスパ。最大料金もあり長時間滞在も安心。
タイムズ別府北浜 徒歩2-3分 60分220円 近さは魅力だが、料金は倍以上。短時間ならアリ。
トラストパーク別府北浜 徒歩3-5分 60分200円 平均的な料金。他が空いていない場合の予備候補。

竹瓦温泉から徒歩2〜3分という近さでありながら、60分100円、24時間最大300円という破格の設定です。
砂湯の待ち時間が発生しても、この料金なら焦らずに周辺散策を楽しめますよね。
ナビには「トラストパーク楠町」とセットして向かうのが正解です。

料金やアメニティの販売価格

竹瓦温泉は公衆浴場なので、ホテルや旅館のようにタオルやシャンプーが無料で備え付けられているわけではありません。手ぶらで行くと現地で購入することになり、少し出費が増えてしまいます。

現地の料金体系を整理しておきました。

品目 料金 備考
砂湯入浴料 1,500円 専用浴衣レンタル代・普通浴(内湯)代を含む
普通浴入浴料 300円 内湯のみ利用する場合
タオル 有料 竹瓦温泉のロゴ入り。お土産に最適!
ドライヤー 100円 7分間稼働(コイン式)
シャンプー・石鹸 有料 備え付けなし。持参推奨。

特に注意が必要なのがドライヤーです。脱衣所にあるドライヤーはコイン式で、100円玉がないと使えません。
両替機が近くにない場合もあるので、100円玉を数枚用意していくことを強くおすすめします。

持っていくべき必須の持ち物

現地で購入もできますが、少しでも節約したい、あるいは快適に過ごしたいという方は「お風呂セット」を持参しましょう。

竹瓦温泉への必須持ち物リスト

  • タオル・バスタオル:砂湯の後に体を拭くために必須です。
  • シャワーキャップまたはヘアゴム
    これが意外と重要!砂湯では頭ごと砂の上に横たわるので、髪の毛に砂が入り込むと洗うのが大変です。
    シャワーキャップがあれば快適さが段違いです。
  • 小銭(100円玉数枚):ロッカー(返却されないタイプの場合あり)やドライヤー用。
  • 着替えの下着:汗をかいたり、砂がついたりする可能性があるため。
  • ビニール袋:濡れたタオルや浴衣を入れるためにあると便利。
  • スキンケア用品:入浴後の保湿に。

アクセスと竹瓦小路の魅力

竹瓦温泉へのアクセスは、JR別府駅から徒歩で約10分。
駅前通りを海の方へ下り、少し路地に入った場所にあります。

その道中に通るのが、現存する日本最古の木造アーケードと言われる「竹瓦小路(たけがわらこうじ)」です。
ここは時間帯によってガラリと表情を変える不思議な場所です。

昼と夜の顔の違い

昼間はシャッターが閉まっている店も多く、静かでノスタルジックな路地裏の雰囲気が漂います。
レトロな写真を撮りたいなら昼間がおすすめです。

一方、夜になると周辺は飲み屋街としての性格を強め、赤提灯が灯る少し「ディープ」な大人の社交場に変貌します。
昭和の残り香を感じる独特の空気感は魅力的ですが、女性の一人歩きや小さなお子様連れの場合は、明るい昼間のうちに訪れるのが安心かもしれません。

竹瓦温泉のレビューまとめ

今回は、「竹瓦温泉 レビュー」と検索して情報を求めている方に向けて、砂湯の体験談や攻略法を詳しくお伝えしました。

竹瓦温泉は、最新のスパ施設のような便利さや清潔さを求める場所ではありません。
むしろ、建物の古さや、砂湯という独特の入浴法、そして地元の人との触れ合いといった「昭和の不便さ」も含めて楽しむ場所です。

「熱いお湯に浸かり、歴史を感じる」。そんなシンプルですが贅沢な体験がここにはあります。
ぜひ、お気に入りのタオルと100円玉を持って、別府の歴史に浸りにいってみてくださいね。
きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。

※本記事の情報は執筆時点のものです。営業時間、料金、定休日(第3水曜日など)の最新情報は、必ず公式サイト等でご確認ください。