こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
別府温泉といえば地獄めぐりや湯けむりの景色が有名ですが、実は旅行の思い出を持ち帰る「お土産選び」でも、とってもワクワクできる場所なんです。
「職場へのお土産、いつもお菓子ばかりでマンネリ気味だな」「せっかくなら自分へのご褒美に、長く使える良いものが欲しい」そんな風に悩んだことはありませんか?
実は別府は、伝統的な竹細工からモダンなアート雑貨、そして温泉の恵みを活かしたコスメまで、センスの良いお土産の宝庫。
この記事では、別府の街を歩き回って見つけた、思わず手に取りたくなる素敵な雑貨たちをご紹介します。
お菓子以外の選択肢を知ることで、旅の満足度がぐっと上がること間違いなしですよ。
- おしゃれで普段使いできる竹細工アクセサリーの魅力
- 美肌効果も期待できる本格的な温泉配合コスメの選び方
- 職場でばらまきできる安い実用的な雑貨たち
- 効率よくお気に入りの雑貨に出会えるおすすめショップ巡り
別府のお土産で人気の雑貨と伝統工芸コスメ
別府のお土産探しでまず注目したいのが、この地ならではの素材や技術を活かした雑貨たちです。
「伝統工芸」と聞くと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、最近は若い世代や女性にも響く、モダンでかわいいアイテムがたくさん登場しているんですよ。
女性に人気の竹細工アクセサリーでおしゃれに

別府に来たら絶対にチェックしてほしいのが、別府竹細工の技術を使ったアクセサリーです。
竹細工というと「和風の籠」のイメージが強いかもしれませんが、最近はピアスやイヤリング、バングルなど、普段のファッションに取り入れやすいアイテムがすごく増えています。
特に「たおやめ」シリーズなどの竹アクセサリーは、竹ひごを極限まで細く加工して編み上げられていて、まるでレースのような繊細さなんです。
ここがポイント!
竹のアクセサリーは非常に軽いため、長時間つけていても耳が痛くなりにくいのが嬉しいメリット。
金属アレルギーの方にも選びやすい、14金ゴールドフィルドなどの金具を使った高品質なものも多いですよ。
また、竹という素材は使い込むほどに色が変化する「経年変化(エイジング)」を楽しめるのも大きな魅力。
最初は青々とした竹の色が、時間が経つにつれて深みのある飴色に育っていくんです。
「私が旅をしたあの時から、これだけ時間が経ったんだな」と、商品の成長と共に旅の思い出を振り返れるなんて素敵ですよね。
価格帯は3,000円〜17,000円程度と幅がありますが、自分へのご褒美や、大切な友人へのギフトとして選ばれる方が多い印象です。
湯の花配合のコスメは美肌効果が期待できる

温泉地・別府ならではの「持ち帰れる温泉」として人気なのが、温泉成分を配合したコスメや入浴剤です。
中でも別府の明礬(みょうばん)エリアで作られる「薬用 湯の花」は別格。
これは単なる入浴剤ではなく、江戸時代から続く製法で、わらぶき屋根の「湯の花小屋」の中で温泉の噴気と青粘土を結晶化させて作られる、いわば「天然の入浴剤」なんです。国の重要無形民俗文化財にも指定されている技術で作られていると聞くと、その効能への期待も高まりますよね。
「薬用」の実力
「薬用 湯の花」は医薬部外品として認められており、あせも、リウマチ、冷え性、腰痛などへの効能が期待できます。
お風呂に入れるだけで、自宅のバスタイムが本格的な湯治場に早変わりしますよ。
もっと手軽に温泉美容を取り入れたい方には、「湯の花ミスト」や、別府の温泉から発見された微細藻類「RG92」を配合したスキンケアシリーズもおすすめ。
これらは無添加やナチュラル志向で作られているものが多く、敏感肌の方へのお土産としても安心感がありますね。
ご注意
お肌に合うかどうかは個人差があります。
使用前にパッチテストを行うなどして、様子を見ながらご使用ください。また、皮膚にトラブルがある場合は医師にご相談の上で使用することをおすすめします。
職場でばらまきできる安い実用的な雑貨たち
「職場やサークルの仲間に数多く配りたいけれど、お菓子じゃないものがいい」という時に活躍するのが、1,000円以下で購入できる実用的な雑貨です。
特におすすめなのが「竹箸」。
別府は大分県特産の良質なマダケ(真竹)の産地でもあります。600円〜1,000円程度で、軽くて使いやすい竹のお箸が手に入ります。
毎日使うものですし、軽くて持ち帰りにも困らないので、もらった方も負担にならず喜んでくれるはず。
他にも、以下のようなアイテムが「ばらまき雑貨」として優秀です。
| アイテム名 | 目安価格 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| ご当地フェイスマスク | 数百円〜 | 「大分かぼす」や「赤鬼」など、パッケージのインパクト大。話題作りにも最適。 |
| 竹の栞(しおり) | 数百円 | 読書好きの方へ。かさばらず、竹の風合いが上品。 |
| 入浴剤の小袋 | 100円〜 | 「発泡かぼす」など、1回使い切りタイプは気軽なプレゼントにぴったり。 |
これらは駅ビルの中にあるお店などでサクッと買えるので、帰りの電車に乗る前の空き時間で調達できるのも助かるポイントですね。
レトロでかわいいデザインの手ぬぐいやタオル

温泉文化が根付く別府では、「手ぬぐい」や「タオル」もお土産の定番。
でも、ただの実用品ではありません。レトロでアーティスティックなデザインが豊富なんです。
例えば、別府の人気セレクトショップと地元の型染め工房がコラボしたオリジナル手ぬぐいは、別府の街並みや温泉の心得などがデザインされていて、タペストリーとして壁に飾りたくなるほどの可愛さ。
薄くてすぐ乾く手ぬぐいは、旅行中の温泉巡りでも大活躍します。
また、もっとディープな昭和レトロ感を求めるなら、かつての温泉旅館で使われていたような「昭和レトロタオル」も狙い目。
300円〜400円程度と安価で、独特のフォントやイラストが「逆に新しい!」と若い世代にも人気なんです。
これぞ「ザ・別府」な面白アイテムとして、友人とペアで買うのも楽しいかもしれません。
インテリアに映える高級な竹籠で暮らしを豊かに

もし予算に余裕があるなら、あるいは「一生モノ」を探しているなら、伝統工芸士が手掛けた高級な竹籠やバッグを検討してみてはいかがでしょうか。
竹細工のバッグは、革製品にはない軽さと強靭さ、そして涼やかな美しさを持っています。
特に「網代編み(あじろあみ)」などの緻密な編み込みが施されたバッグは、着物にはもちろん、ジーンズなどのカジュアルな洋服に合わせても抜群におしゃれ。
価格は数万円から、人間国宝級の作品になると数十万円するものもありますが、その存在感は圧倒的です。
インテリア用なら、亀甲編みなどの透かし模様が美しい「花籠」がおすすめ。
お花を活けるのはもちろん、フルーツを入れたり、ただ置いておくだけでも光と影のコントラストが美しく、お部屋の雰囲気をグッと格上げしてくれますよ。
別府のお土産に雑貨を買うなら巡りたい名店
魅力的な雑貨を手に入れるには、「どこに行くか」も重要です。
別府には、エリアごとに特色のある素敵なお店が点在しています。ここでは、私が実際に巡ってみて「ここは外せない!」と感じたショップをエリア別にご紹介します。
おしゃれなアイテムが揃うセレクトショップへ
別府の雑貨シーンを語る上で外せないのが、感度の高いセレクトショップたちです。
「お土産屋さん」というよりは、店主のこだわりが詰まった「雑貨屋さん」ですね。

まずおすすめしたいのが、別府駅近くにある「SPICA(スピカ)」。
ここは元々医院だった建物を改装しているそうで、店内は静謐で洗練された雰囲気。
大分県内だけでなく全国から選りすぐられた「生活道具」が並んでいます。
作家ものの器や、こだわりのリネン製品など、「丁寧な暮らし」に憧れる方なら間違いなくときめく空間です。

そしてもう一軒、鉄輪(かんなわ)エリアにある「SELECT BEPPU」も必見。
築100年以上の長屋をリノベーションした店内には、別府にゆかりのあるアーティストの作品やグッズが所狭しと並んでいます。
1階がショップ、2階にはアート作品が展示されていて、お買い物だけでなく建物そのものを楽しむことができるんです。
ここがポイント!
SELECT BEPPUの商品は、作家さんのストーリーが感じられるものばかり。
「これを作った人はどんな人なんだろう?」と思いを馳せながら選ぶ時間は、とても贅沢なひとときです。
別府駅の近くで便利に買えるお土産スポット
「観光で時間が押してしまって、お土産を選ぶ時間があまりない!」そんな時でも大丈夫。
別府駅構内にある商業施設「えきマチ1丁目別府」に行けば、主要な雑貨お土産はほぼ揃います。
特に注目なのが、竹細工専門店の「ICHIZA」。ここでは手頃な竹箸から、本格的な作家ものの竹バッグまで幅広い品揃えがあり、短時間で別府竹細工の世界を堪能できます。
また、「別府銘品蔵」では湯の花コスメやタオル類もまとめて購入可能。
駅直結なので、電車の待ち時間にササッと立ち寄れる利便性は最強です。
雨の日でも濡れずに買い物ができるのも嬉しいですね。
鉄輪温泉で湯巡りと共に楽しむ雑貨屋散歩
温泉街の情緒を味わいながら雑貨探しをするなら、鉄輪(かんなわ)エリアがおすすめです。
ここは至る所から湯けむりが立ち上る、まさに別府を象徴するエリア。
路地裏を散策してみましょう!
石畳の坂道を歩いていると、ふとレトロな売店でかわいい雑貨に出会えたりします。
鉄輪は「地獄めぐり」の拠点でもあるので、観光の合間に雑貨屋巡りを組み込むプランがスムーズかなと思います。
歩きやすい靴で!
鉄輪エリアは坂道や細い路地が多いです。
ヒールなどは避けて、スニーカーなど歩きやすい靴で散策することをおすすめします。
文房具好きにはたまらない隠れ家的な専門店

ちょっとマニアックですが、文房具や紙モノが好きな方にぜひ訪れてほしいのが、別府市大畑の住宅街にある「poche(ポッシュ)」です。
アパートの一室にある隠れ家のようなお店で、マスキングテープや「ZINE(個人製作の冊子)」、そしてシュールでレトロなデザインが魅力の「きのこ社」の文具などが充実しています。
普通の観光ルートからは少し外れますが、ここでしか出会えないユニークな文房具を探しに行く価値は大いにありますよ。
別府のお土産には雑貨を選んで旅を記録しよう
別府の雑貨お土産についてご紹介してきましたが、気になるアイテムは見つかりましたか?
美味しいお菓子ももちろん良いですが、毎日使うお箸や、お部屋に飾る竹細工、そして肌を労わるコスメといった「雑貨」は、旅の記憶を形として残してくれる特別な存在です。
「別府 お土産 雑貨」で検索してこの記事にたどり着いたあなたが、ただのモノではなく、素敵な旅の思い出そのものを持ち帰ることができますように。
ぜひ、あなただけのお気に入りの一品を見つけてみてくださいね。