こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
せっかく別府に来たのなら、職場や友人へのギフトはもちろん、自分用にもセンスの良いアイテムを選びたいですよね。

でも、いざ探してみると「別府でおしゃれなお土産」ってどこで買えるの?と迷ってしまうことも。
「日持ち」がして「高級」感があるものや、職場で配りやすい「ばらまき」に適したお菓子、さらには「女子ウケ」間違いなしの「雑貨」や「コスメ」など、チェックしたいポイントは盛りだくさんです。

そこで今回は、2025年も注目の「カヌレ」などのトレンドスイーツから、伝統をモダンに昇華させた「竹細工」や「湯の花」アイテムまで、私が実際にリサーチして素敵だと感じた名品たちをご紹介します。

  • おしゃれで日持ちも安心な「ざびえる」などの定番スイーツ
  • 入手困難なカヌレや進化系ざぼん漬けなどトレンド感ある逸品
  • 竹細工や湯の花コスメなど形に残るハイセンスな雑貨・美容アイテム
  • 別府駅や隠れ家セレクトショップなど失敗しない購入スポット

別府のお土産でおしゃれなスイーツと日持ちする逸品

まずは、旅の醍醐味であるスイーツからご紹介します。
別府には、昔ながらのレトロな雰囲気を残しつつも、パッケージデザインが洗練されていたり、味わいが本格的だったりと、思わず手に取りたくなるお菓子がたくさんあるんです。
ここでは、見た目も味も妥協したくない方におすすめのアイテムをピックアップしました。

高級感あるパッケージが魅力の定番菓子

ざびえる

大分・別府土産の代表格といえば、やはり「ざびえる」は外せません。
正直、名前だけ聞くと「渋いのかな?」と思うかもしれませんが、実物を見るとその重厚感に驚かされます。
TBS系火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ(じゃあつく)』で紹介されたお菓子としても有名です。

黒いビロード風の箱に金のロゴが箔押しされていて、まるで宝石箱や古い洋書のよう。
このパッケージのかっこよさは、他の土産菓子とは一線を画していますね。
中にはバターの風味豊かな皮に包まれた白餡のお菓子が入っているんですが、ラムレーズン入りの「金」と、プレーンな「銀」の2種類が楽しめます。

月さらさ

また、同じざびえる本舗さんが手がける「月さらさ」もすごく素敵なんです。
こちらは月をイメージしたゴーフレットで、とにかくパッケージが繊細で上品。
「ざびえる」が王道の重厚感なら、「月さらさ」は女性的で軽やかな印象ですね。チーズ味と黒糖味があって、ワインや紅茶にも合うおしゃれな味わいです。

ここがポイント
どちらも常温で日持ちが良く、特に「ざびえる」の箱は頑丈なのでスーツケースに入れても潰れにくいのが旅行者には嬉しいですね。

売り切れ必至のカヌレなど幻のスイーツ

「A-GOSSE(アーゴス)」

「せっかくなら、知る人ぞ知る特別なお土産を買いたい」という方には、「A:GOSSE(アーゴス)」のカヌレを全力でおすすめしたいです。
ここは別府市の少し郊外にあるパン屋さんなのですが、ここのカヌレがまさに「幻のスイーツ」として大人気なんです。

もともとは大分市で週に数回しか営業していなかった伝説のお店が移転してきたというストーリーもあって、地元のスイーツ好きの間では有名なお店です。
外側はパリッと香ばしく、中はもっちりとした食感で、ラム酒とバニラの香りがふわっと広がる本格派。ボルドー地方の伝統的な製法で作られているだけあって、味の深みが違います。

購入時の注意点
人気商品のため、朝のオープン直後に行かないと売り切れてしまうことも多いです。
確実に手に入れたい場合は予約をしておくのがベターですね。
日持ちは当日〜翌日と短いので、自分へのご褒美や、帰ってすぐに会う方へのお土産にするのがおすすめです。

2025年注目の進化系ざぼん漬け

三味ざぼん店 ざぼん漬け

「ざぼん漬け」と聞くと、おばあちゃんの家にありそうな地味なお菓子をイメージしませんか?
でも、「三味ざぼん店」のざぼん漬けは、そんなイメージを覆すほど美しくておしゃれなんです。

特に私が感動したのは、まるで宝石のような見た目のコンフィズリーに進化している点。
伝統的な製法で濃厚な味わいの「琥珀」や、若い世代向けにあっさりと仕上げた「べっこう」、そして表面のシャリッとした食感が楽しい「白雪」など、バリエーションも豊かです。

北浜にある本店は歴史ある佇まいで雰囲気も抜群。試食をして自分の好みの蜜の濃さを選べるのも楽しい体験です。キラキラと輝くざぼん漬けは、紅茶やスパークリングワインのお供にもぴったりで、感度の高い友人へのギフトに最適かなと思います。

ばらまきに最適で日持ちする焼き菓子

大分謎のとり天せんべい

職場で配る「ばらまき土産」も、センスの良いものを選びたいですよね。
数が必要だからといって安っぽいものは避けたい…そんな時に活躍するのが、先ほどご紹介した「月さらさ」や、「極みのとり天せんべい」です。

「月さらさ」は個包装のデザインも洗練されていますし、何より薄くて軽いので持ち帰りの負担になりません。
賞味期限も60日ほどあるので、渡すタイミングが少し先になっても安心です。

一方、「極みのとり天せんべい」は、通常のとり天せんべいよりもパッケージに高級感があり、男性が多い職場や甘いものが苦手な方へのお土産として重宝します。
大分らしさもしっかりアピールできるのが良いですよね。

商品名 日持ち(目安) 特徴
月さらさ 常温約60日 軽量でかさばらない・上品なデザイン
極みのとり天せんべい 常温約30日以上 甘くない・高級感あるパッケージ
大分かぼすグミ 常温数ヶ月 カジュアル・コラーゲン入りで女性に人気

女子ウケ抜群のポップでかわいい銘菓

別府のたまご

見た目の可愛さで選ぶなら、「別府のたまご」がイチオシです。
別府のシンボルである温泉卵をモチーフにしたお菓子なんですが、コロンとした卵の形がとにかくキュート!

カステラ生地で黄身餡を包み、ホワイトチョコでコーティングされているので、優しくて懐かしい味わいがします。
パッケージも温かみのあるポップなデザインで、女子旅の思い出を共有するお土産としてぴったりですね。
14個入りで個包装になっているので、仲の良いグループでシェアするのにも向いています。

別府のお土産でおしゃれな雑貨やコスメが見つかる店

別府のお土産といえば食べ物が中心になりがちですが、実はずっと手元に残しておきたくなるような素敵な雑貨や、温泉地ならではの実力派コスメも充実しています。
「モノ」を通じて旅の思い出を持ち帰る、そんな大人な選び方も素敵ですよね。

伝統とモダンが融合した竹細工の雑貨

別府竹細工 ピアス【たおやめ】
別府竹細工 ピアス【たおやめ】

別府が誇る伝統工芸「別府竹細工」。
伝統工芸と聞くと敷居が高そうに感じるかもしれませんが、最近は現代のライフスタイルに馴染むモダンなアイテムがたくさん登場しています。

例えば、竹で編まれたピアスやバングルなどのアクセサリー。
驚くほど軽くて肌馴染みが良く、浴衣はもちろん、普段のデニムスタイルに合わせてもすごくおしゃれなんです。
また、「パンかご」や「整理かご」などのインテリア雑貨も、置くだけで部屋の雰囲気がグッと良くなります。

作家さんの手仕事を感じられるアイテムは、使うほどに飴色に変化していく経年変化も楽しめます。
まさに「育てるお土産」として、自分への特別なギフトにおすすめです。

湯の花コスメで美肌を贈る特別なギフト

明礬(みょうばん)温泉の「湯の花」コスメ

美容感度の高い方へのお土産なら、明礬(みょうばん)温泉の「湯の花」コスメで決まりです。
国の重要無形民俗文化財にも指定されている製法で作られた「湯の花」の成分が配合されていて、実力はお墨付き。

(出典:文化庁 国指定文化財等データベース『別府明礬温泉の湯の花製造技術』

特におすすめなのが「湯の花ミストスプレー」です。
シュッとひと吹きするだけで、温泉上がりのようなしっとり肌になれる優れもの。パッケージもシンプルで清潔感があり、洗面台に置いてもインテリアの邪魔をしません。

他にも、泡立てネットが付いた「湯の花せっけん」や、手軽に配れる「肌花(はだはな)マスク」など、予算に合わせて選べるラインナップも魅力。
温泉地ならではの「美」のお裾分けは、きっと喜ばれるはずです。

こだわりの雑貨屋で探すハイセンスな品

SPICA
SPICA内観

街歩きをしながらお土産を探すなら、オーナーさんのこだわりが詰まったセレクトショップを巡るのが楽しいですよ。
私が個人的に大好きなのが、「SPICA(スピカ)」というお店です。

古民家をリノベーションした空間自体がとても素敵で、店内にはシンプルで上質なリネンの服や、作家もののクラフト雑貨が並んでいます。別府の日常と旅を繋ぐような、温かみのあるアイテムに出会える場所です。

また、路地裏にある「SELECT BEPPU」もおすすめ。
築100年以上の長屋を改装したショップで、別府にゆかりのあるアーティストの作品や、ハイセンスな竹細工などを扱っています。ここでは、他では見かけないようなアートなお土産が見つかるかも。

知っておきたいこと
個人経営のセレクトショップや雑貨屋さんは、定休日が多かったり営業時間が短かったりすることも。
訪れる際は事前にインスタグラムなどで最新の営業状況をチェックしておくのが安心です。

別府駅で購入できる便利な限定アイテム

旅行の最後、帰りの電車に乗る前にサクッとお買い物を済ませたい時は、別府駅構内の「別府銘品蔵」が頼りになります。
駅のお土産屋さんといっても侮るなかれ、ここには別府・大分の「いいもの」がギュッと凝縮されているんです。

先ほど紹介した「ざびえる」や「月さらさ」はもちろん、ここでしか買えない限定パッケージの商品も。
また、忘れてはいけないのが「岡本屋の地獄蒸しプリン」です。
本来なら明礬温泉まで行かないと買えないのですが、ここなら駅で購入可能!帰りの特急ソニックの中で食べる自分用のおやつとして最高ですよ。

さらに、駅構内の「B-Passage」にある「ICHIZA」というお店も要チェック。
竹細工などのクラフト系が充実していて、最後までおしゃれなお土産探しを楽しめます。

別府のお土産でおしゃれな旅の思い出を

今回は「別府 お土産 おしゃれ」をテーマに、私のイチオシをご紹介してきました。
別府のお土産選びで大切なのは、単にモノを買うだけでなく、その背景にあるストーリーや、作り手の想いも一緒に持ち帰ることかなと思います。

レトロで重厚な「ざびえる」の箱を眺めたり、繊細な竹細工に触れたりするたびに、別府で過ごした楽しい時間が蘇ってくるはずです。
ぜひ、あなた自身の感性に響く、とっておきの「おしゃれ土産」を見つけてくださいね。
この記事が、素敵な旅の締めくくりのお役に立てれば嬉しいです。