こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
鎌倉へのお出かけを計画している皆さん、ランチのお店選びで悩んでいませんか?
「観光地だから高いのは仕方ない」と諦めたり、「安く済ませようとして失敗したくない」と不安に思ったりすることもあるでしょう。
確かに、小町通りや鶴岡八幡宮周辺は観光地価格のお店も多いですが、実は地元の人たちが足繁く通う、1000円以内で楽しめる穴場や隠れ家的な名店もたくさん存在します。
憧れの古民家でのランチや、新鮮な海鮮を使った絶品しらす丼、さらには食べ歩きグルメを組み合わせてランチ代わりにする賢い方法など、知っている人だけが得をする情報は意外と多いものです。
この記事では、ひとり旅でも入りやすいお店から、行列覚悟でも並ぶ価値のあるカレーや麺類の人気店まで、鎌倉のランチ事情を徹底的に深掘りしてご紹介します。
- 1000円以下で楽しめる高コスパなランチや食べ歩きグルメの具体例
- 観光地価格を回避して安くて美味しい海鮮丼を食べるための店選び
- 憧れの古民家や絶品イタリアンをお得に楽しむための時間帯とメニュー
- ひとり旅でも気兼ねなく入れて、落ち着いて食事できるおすすめスポット
鎌倉のランチで安くて美味しい店選びのコツ
鎌倉でのランチ選びは、まさに宝探しのようなものです。
メインストリートである小町通りは魅力的ですが、どうしても観光地価格(ランチ単価2,000円〜3,000円)のお店が多くなりがちです。
しかし、少し視点を変えたり、エリアをずらしたりするだけで、驚くほどリーズナブルに美味しい食事にありつけるんです。
「安さ」と「美味しさ」を両立させるためには、エリア選びやメニューの絞り込み、そして「あえて外す」勇気が重要になってきます。
ここでは、私が実際に足を運んで見つけた、賢い店選びのコツを詳しく解説します。
1000円以内で満足できる鎌倉ランチ

鎌倉で1000円以下のランチを探すのは至難の業だと思っていませんか?
実は、定食屋スタイルではなく「単品メニュー」に特化したお店を狙うことで、その選択肢はぐっと広がります。
地元の人にも愛される名店は、回転率の高さとメニューの絞り込みでこの価格を実現しています。
行列必至の伝説的カレー「キャラウェイ」
小町通りの路地裏にある老舗カレー店「キャラウェイ」は、鎌倉ランチの代名詞的存在です。
ここのカレーは、ビーフ、チーズ、チキンなど多くのメニューが1000円以下で提供されています。
最大の特徴はその「ライスの量」です。普通盛りでも他店の大盛り以上、なんと500g近くあると言われています。
女性や小食の方は「小ライス」にするのが鉄則ですが、それでも通常の1人前(約300g)はあります。
じっくり煮込まれた濃厚な欧風カレーは、一度食べると忘れられない中毒性があります。常に行列が絶えませんが、回転は比較的早いのも魅力です。
無化調スープが体に染みる「らーめんHANABI」

由比ヶ浜エリアにある「らーめんHANABI」も、1000円前後で極上のランチが楽しめる貴重なお店です。
ここの特徴は、化学調味料に頼らず、鶏・豚・魚介など素材の旨味を丁寧に抽出したWスープ。
特に「和風醤油らーめん」は、カツオの風味が強く、あっさりとしつつも深みのある味わいで、観光で歩き疲れた体に染み渡ります。
「麺の硬めはお断り」という店主のこだわりも、最も美味しい状態で提供したいという職人魂の表れであり、信頼できるポイントです。
甘味処で食事という選択「納言志るこ店」

「ガッツリ」ではなく「ほっこり」したい時は、小町通りの路地裏にある老舗甘味処「納言志るこ店」へ。
本来は甘味処ですが、焼いたお餅が入った「お雑煮」や「赤飯」などの食事メニューもあり、これらも1000円以下で楽しめます。昭和の風情を残すレトロな店内で、静かに小腹を満たすのも鎌倉らしい粋な過ごし方です。
ここがポイント
1000円以下のランチを狙うなら、多くの品数が出る定食よりも、カレーやラーメン、お雑煮といった「一品完結型」のメニューがあるお店を探すのが近道です。
これらのお店は味へのこだわりも強く、コストパフォーマンスが非常に高い傾向にあります。
ランチ代わりに食べ歩きを楽しむプラン
あえて「レストランに入らない」というのも、鎌倉ランチを安く、かつ楽しく済ませる賢い選択肢の一つです。
特に小町通り周辺はテイクアウトグルメの宝庫。これらを組み合わせれば、総額1000円〜1500円程度で、バラエティ豊かな「食べ歩きランチコース」が完成します。
| 店名・商品 | 概算価格 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|---|
| ジラッファ カレーパン |
約450円 | サクサクの軽い衣と、伸びるチーズが特徴。1個でもかなりのボリューム感があります。 |
| 鎌倉点心 豚まん |
約500円 | 粗挽き肉の中にうずらの卵が丸ごと1個入っています。生地も厚く食べ応え抜群。 |
| 極上 鎌倉メンチカツ メンチカツ |
約400円 | ソース不要のしっかりした味付けと溢れる肉汁。「お肉を食べた!」という満足感があります。 |
| はんなりいなり ロールいなり |
約300円〜 | 片手で食べられるスティック状のいなり寿司。ご飯ものが欲しい時に最適。 |
私のおすすめプランは、まず「ジラッファ」のカレーパンからスタートすること。
30種類以上のスパイスを使ったカレーと濃厚なチーズの相性は抜群です。
次に、お肉の満足感を求めて「鎌倉点心」の豚まんか、「鎌倉メンチカツ」をチョイス。
最後に、甘いもので締めたいなら「ともや」の大仏さま焼きや、「鎌倉茶々」の抹茶ソフトクリームを選べば完璧です。

注意点
鎌倉市では「歩き食べ(歩行中の飲食)」によるマナー違反が問題になっています。
購入したお店の前や、指定されたイートインスペースで立ち止まって食べるようにしましょう。
ゴミは必ず購入店に返すか、持ち帰るのがルールです。
ひとり旅でも入りやすい鎌倉ランチ
ひとり旅で鎌倉を訪れる際、周りがカップルやグループばかりだと少し気後れしてしまうこと、ありますよね。
でも安心してください。
鎌倉にはお一人様でも居心地の良い、カウンター席が充実したお店や、静かな雰囲気を大切にしているお店がたくさんあります。
お一人様率高めのカフェ「オクシモロン(OXYMORON)」

小町通りにある「オクシモロン コマチ」は、カレー百名店にも選ばれる人気店ですが、実はひとりランチの聖地でもあります。
店内はモダンで落ち着いた雰囲気で、大きなカウンター席が用意されています。
名物の「エスニックそぼろカリー」は、パクチー、大葉、ネギ、三つ葉が山盛りにトッピングされており、これを全体に混ぜて食べるスタイル。
スパイシーながらも和のハーブが香る爽やかな味わいは、女性一人客にも大人気です。
食後のプリンやコーヒーも絶品なので、読書をしながらゆっくり過ごすのにも最適です。
老舗カフェで過ごす贅沢な時間「ヴィヴモン・ディモンシュ」
創業30年を迎える老舗カフェ「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」も、一人客に優しいお店です。
マスターのこだわりが詰まった自家焙煎珈琲と、ふわとろ卵のオムライスは至福の組み合わせ。
賑やかな通りにありながら、店内にはゆったりとした時間が流れており、自分のペースで食事を楽しむことができます。

穴場や隠れ家的な鎌倉ランチの探し方
人混みを避けてゆっくり食事をしたいなら、観光客でごった返す駅の東口(小町通り側)ではなく、西口(御成町エリア)や路地裏に足を運んでみましょう。
ここには、知る人ぞ知る「穴場」や「隠れ家」的なお店が潜んでいます。
西口エリアは「裏鎌倉」とも呼ばれ、地元住民(ローカル)が通う洗練されたお店が多いのが特徴です。
例えば、駅から少し歩いた住宅街にあるお店や、線路沿いの小道に入った場所にあるお店などは、観光地価格設定ではなく、日常使いできる適正価格で提供されていることが多いです。
また、「茶房 雲母(きらら)」のように、あえて駅から離れた住宅街の中にあるお店を目指すのも良いでしょう。
行列ができる人気店ですが、そのロケーション自体が隠れ家的な特別感を演出してくれます。
Googleマップを片手に、路地裏を探索すること自体をランチのアクティビティとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

行列必至のカレーや麺類も鎌倉ランチの定番
「安くて美味しい」お店には、どうしても行列がつきものです。
しかし、行列ができているということは、それだけ多くの人が「価格以上の価値がある」と認めている証拠でもあります。
先ほどご紹介した「キャラウェイ」や、江ノ電が見えるカフェとして有名な「ヨリドコロ」などは、行列覚悟で挑む必要があります。
ここでの考え方は、「待ち時間というコストを支払うことで、金銭的な安さと極上の体験を得る」というものです。
行列店攻略のヒント
多くの人気店では、開店の30分前〜1時間前に並ぶか、ランチのピークを過ぎた14時以降を狙うのが鉄則です。
特に平日の14時過ぎは、驚くほどスムーズに入店できることがあります(※売り切れ閉店には注意が必要です)。
鎌倉ランチで安くて美味しいおすすめジャンル
鎌倉ランチと一口に言っても、海鮮からイタリアン、古民家カフェまでジャンルは様々です。
それぞれのジャンルで「安くて美味しい」を実現するためのポイントがあります。
ここでは、ジャンルごとのおすすめ店や選び方のコツを深掘りしていきましょう。
海鮮やしらす丼が安い鎌倉ランチ
鎌倉に来たらやっぱり食べたいのが「しらす丼」ですよね。
しかし、観光エリアのど真ん中でお店選びを間違えると、ランチで3000円近く出費することになってしまいます。
そこで私がおすすめしたいのが、品質を維持しながら1000円台で提供している良心的なお店です。
駅近でこの価格!「鎌倉 秋本」

鎌倉駅東口を出てすぐの場所にある「鎌倉 秋本」は、本来は懐石料理を提供する格式あるお店ですが、ランチタイムの丼メニューは非常にリーズナブルです。
特に人気なのが、4月から12月の漁期限定で提供される「生しらす丼」。
その日の朝に獲れた新鮮なしらすを使用しており、臭みは一切なく、ぷりぷりとした食感が楽しめます。
価格は漁の状況にもよりますが、多くの場合1000円台後半で提供されており、駅近という立地を考えると破格のコストパフォーマンスです。
小町通りの高コスパ店「和彩 八倉」
小町通りの「和彩 八倉」もおすすめです。ここの看板メニュー「しらすかき揚げ丼」は、生しらすとはまた違った香ばしさとサクサク感が楽しめ、ボリュームも満点。
もちろん、新鮮な魚介を使った海鮮丼も充実しています。
| しらすの種類 | 提供期間・特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 生しらす | 4月〜12月(※1月〜3月は禁漁) 当日の漁果によるため入荷がない場合も。 |
とれたてのプリプリ食感を味わいたい人。 限定感を楽しみたい人。 |
| 釜揚げしらす | 通年提供 茹でることで甘みが増し、ふっくらする。 |
生魚が苦手な人。 1月〜3月の冬場に訪れる人。 |
しらすの豆知識
毎年1月1日から3月中旬までは、しらすの保護を目的に禁漁期間となります。この期間はどの店舗でも「生しらす」は提供されませんのでご注意ください(出典:神奈川県ホームページ『おさかな図鑑(シラス)』)。
その代わり、この時期はふっくらと茹で上げられた「釜揚げしらす」が美味しい季節です。
古民家で味わう安い鎌倉ランチの魅力

「鎌倉らしい雰囲気」を味わうなら、古民家レストランは外せません。「古民家=高い」というイメージがあるかもしれませんが、夜は高級なコース料理を出すお店でも、ランチタイムならセットメニューや単品で1000円〜2000円台で楽しめる穴場タイムなのです。
テラス席が最高な「鎌倉 松原庵」
由比ヶ浜にある「鎌倉 松原庵」は、昭和初期の日本家屋をリノベーションした、鎌倉を代表する蕎麦ダイニングです。
夜は客単価が高めのお店ですが、ランチで「せいろそば」や「すだち鬼おろしそば」などの単品を選べば、1000円台後半で利用可能です。
特筆すべきは、その圧倒的な雰囲気の良さ。特に気候の良い時期のテラス席は、木漏れ日の中で食事を楽しむことができ、価格以上の贅沢な体験価値(Experience)を提供してくれます。
「松原庵で食事をした」ということ自体が、旅の思い出になるでしょう。
隠れ家イタリアン「古民家イタリアンかど屋」

もう一軒おすすめなのが、「古民家イタリアンかど屋」です。
築70年以上の古民家で頂くパスタランチは、前菜(ブルスケッタ等)やスープが付いても2000円前後。
靴を脱いで上がるスタイルは親戚の家に遊びに来たような安心感がありつつ、料理は本格的なイタリアンというギャップが魅力です。
イタリアンの鎌倉ランチも安くて絶品

実は鎌倉は、イタリアンのレベルが非常に高い「隠れた激戦区」でもあります。
都内の有名店にも引けを取らないクオリティの料理が、ランチなら驚くほどお得に食べられます。
チーズ工房併設の名店「ラッテリア ベベ カマクラ」
このジャンルで絶対に外せないのが、食べログの「ピザ百名店」にも複数回選出されている「ラッテリア ベベ カマクラ」です。
このお店の最大の特徴は、店内にチーズ工房(Latteria)を併設していること。
作りたてのフレッシュチーズ(モッツァレラ、リコッタ、ブッラータなど)を使ったピッツァランチは、サラダとドリンクが付いて1000円台〜という、信じられないほどのコストパフォーマンスです。
薪窯で一気に焼き上げるナポリピッツァは、生地の香ばしさとミルキーなチーズの相性が最高です。
超人気店なので予約は必須ですが、予約が取れなくても開店前(10:30頃〜)から並べば入れる可能性があります。
アットホームな「イル ピッチョーネ ドーロ」
もっとカジュアルに楽しみたいなら、薪窯が見えるアットホームなイタリアン「イル ピッチョーネ ドーロ」もおすすめ。
こちらも1000円台のランチセットがあり、冬場は窯の熱で店内が暖かく、居心地の良さが評判です。


カフェで過ごす鎌倉ランチのひととき
「ガッツリ食事をするほどではないけれど、美味しい軽食と雰囲気の良い空間を楽しみたい」。
そんな時は、食事メニューに力を入れているカフェでのランチが正解です。
先ほど紹介した「オクシモロン」や「ヴィヴモン・ディモンシュ」以外にも、鎌倉には魅力的なカフェがたくさんあります。例えば、西口エリアにあるカフェでは、地元のパン屋さんのパンを使ったサンドイッチや、鎌倉野菜を使ったキッシュプレートなどを提供しているお店も多くあります。
カフェランチのメリットは、食後のデザートやコーヒーまでワンストップで楽しめること。
場所を変える移動時間を節約できるので、その分ゆっくりとおしゃべりや読書を楽しむことができます。
観光のスケジュールを詰め込みすぎず、カフェでのんびり過ごす時間を組み込むのも、大人の鎌倉の楽しみ方と言えるでしょう。
旅を彩る鎌倉の安くて美味しいランチまとめ
ここまで、鎌倉で楽しめる安くて美味しいランチスポットを、様々な切り口からご紹介してきました。
- 1000円以下を極めるなら:キャラウェイのカレーやHANABIのラーメン、または食べ歩きグルメの組み合わせ。
- 雰囲気を重視するなら:松原庵やかど屋といった古民家レストランのランチセット。
- 鎌倉らしさを味わうなら:秋本や八倉での海鮮・しらす丼(時期に注意)。
- ひとり旅なら:カウンター席が充実したオクシモロンやディモンシュ。
大切なのは、「安さ」だけを追い求めるのではなく、その価格で得られる「体験」や「満足感」を重視することです。
1000円のランチでも、行列に並んで食べた達成感や、古民家の美しい庭を眺めながら過ごした時間は、プライスレスな価値となります。
その日の気分、一緒に行く相手、そしてお腹の空き具合に合わせてお店を選べば、きっとあなたにとっての「最高の鎌倉ランチ」が見つかるはずです。
この記事が、皆さんの鎌倉旅行をより美味しく、より楽しいものにする手助けになれば幸いです。
それでは、良い旅を!