こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。
鎌倉のカフェには古民家をリノベーションした素敵なお店がたくさんありますが、いざ行こうと思うとランチがおいしくておしゃれな場所はどこなのか、海が見える絶景スポットや予約に関する情報は事前に知っておきたいですよね。
特に北鎌倉の隠れ家的な雰囲気や、長谷エリアの賑わいなど、場所によって楽しみ方も変わってきます。
この記事では、私が実際にリサーチしてたどり着いたおすすめのスポットを厳選してご紹介します。
- エリアごとの古民家カフェの特徴と雰囲気がわかる
- 海や江ノ電が見える絶景ロケーションのお店を知れる
- 行列を回避するための予約や攻略情報が手に入る
- ランチやスイーツなど目的に合わせたお店選びができる
鎌倉のカフェといえば古民家が人気
鎌倉を訪れるなら、歴史を感じる街並みに溶け込むようなカフェでのんびり過ごしたいですよね。
鎌倉には、明治から昭和初期にかけて建てられた伝統的な日本家屋から、かつての華族が暮らした西洋館まで、多彩な「古民家」が現存しています。
それらがリノベーションされ、カフェとして新しい息吹を与えられているのが鎌倉の面白いところ。
ここでは、海沿いの開放感あふれるお店から、山間の静寂に包まれた隠れ家まで、エリアごとの魅力的な古民家カフェを詳しくご紹介します。
海が見える絶景で非日常体験

鎌倉といえば、やはり海。古民家カフェというと山側のイメージが強いかもしれませんが、海沿いのエリアにもリノベーションされた素敵な空間が存在します。
特に七里ヶ浜や稲村ヶ崎のエリアは、窓の外に広がる水平線を眺めながらコーヒーを楽しめる特等席です。
例えば、七里ヶ浜の高台にあるお店や、海沿いの国道134号線沿いには、古い建物の躯体を活かしつつ、海への眺望を最大限に取り入れたカフェが点在しています。
テラス席に出れば、潮風を感じながら江ノ島や、天気が良ければ富士山まで一望できることも。
古い建物の木の温かみと、目の前に広がる海の青さのコントラストは、まさに非日常の極みと言えるでしょう。
波の音をBGMにぼんやりと過ごす時間は、日頃の忙しさを忘れさせてくれます。
ここがポイント
海沿いのカフェは夕方のサンセットタイムもおすすめです。空と海が茜色に染まる瞬間は、何にも代えがたい贅沢な時間になりますよ。
冬場は空気が澄んでいて、特に富士山が綺麗に見える確率が高いです。
北鎌倉の隠れ家で過ごす静寂

観光客で賑わう駅周辺とは異なり、北鎌倉エリアは「禅」の精神が息づく静かな場所です。
円覚寺や明月院といった名刹が点在するこのエリアにある古民家カフェは、緑豊かな谷戸(やと)と呼ばれる地形にひっそりと佇んでいるのが特徴です。
北鎌倉駅から徒歩数分の場所にある「喫茶ミンカ」は、その代表格と言えるでしょう。
昭和初期の古民家を店主自らが長い時間をかけてリノベーションした空間は、使い込まれた木の床や柱が落ち着きを醸し出しています。
ここではBGMも控えめで、本を片手に自分だけの時間を過ごすのに最適です。
昔ながらのナポリタンや、玄米とひよこ豆のカレーなど、体に優しいメニューも魅力です。
また、少し足を伸ばして坂道を登った先にある「石かわ珈琲」もおすすめ。ここまで来ると観光の喧騒は完全に遮断され、聞こえるのは鳥のさえずりと風の音だけ。
自家焙煎のスペシャルティコーヒーの香りに包まれて、心のデトックスができる場所です。
長い階段や坂道を登るプロセスさえも、日常から離れるための儀式のように感じられます。
たびねこのメモ
北鎌倉のカフェは金曜日などが定休日の場合もあるので、行く前に営業日をチェックするのがベターです。
また、静かに過ごすことを大切にしているお店が多いので、大人数での会話は控えめにするのがマナーですね。
長谷でおしゃれな時間を楽しむ

大仏様や長谷寺で有名な長谷エリアは、古民家をおしゃれにリノベーションしたカフェの激戦区でもあります。
ここは「保存」というよりも、古い建物の良さを活かしつつ現代的なデザインを取り入れた「再生」のスタイルが目立ちます。
ドラマ『最後から二番目の恋』のロケ地としても一躍有名になった「Cafe 坂の下」は、路地裏にある隠れ家感がたまりません。※2023年6月に惜しまれて閉店された【cafe坂の下】さんが、オーナーさんが代わり2023年9月に【サカノシタ】さんに店名が変わりました。
築100年の古民家の温もりを残す店内で、パンケーキや軽食が食べられます。
1番人気は「レモンパンケーキ」、意外とペロリといけちゃいます。
また、高級食パン専門店が手がける「カフェルセット鎌倉」のように、靴を脱いで上がるスタイルのお店も多くあります。大正時代の古民家をモダンに改装した店内は、床の質感を足裏で感じることができ、まるで親戚の家に遊びに来たようなリラックス感とおしゃれな空間が同居しています。
ここで提供される「究極のフレンチトースト」は、外はカリッ、中はトロッとした食感で、一度食べたら忘れられない味わいです。

江ノ電を眺める特等席の魅力

鎌倉ならではの風景といえば、家々の軒先をかすめるように走る江ノ電。この江ノ電を間近で体感できるのも、鎌倉の古民家カフェの醍醐味です。
他の観光地では味わえない、スリルと情緒が入り混じった体験ができます。
和田塚駅のホームすぐ隣にある「甘味処 無心庵」は、なんとお店の入口へたどり着くために「江ノ電の線路を渡る」必要があります。
これだけでもワクワクしますよね。店内の窓際の席に座れば、手が届きそうな距離を江ノ電が走り抜けていき、その振動すらも旅の思い出になります。
静かな和室に響く「カンカンカン」という踏切の音も、ここでは心地よいBGMです。
稲村ヶ崎の「ヨリドコロ」も、カウンター席の目の前を電車が通過する迫力のロケーションが大人気。
古民家風の建物と江ノ電の組み合わせは、まさに鎌倉の日常風景そのもの。
電車好きならずとも、この非日常感にはワクワクすること間違いなしです。
注意点
線路沿いのカフェは人気が高く、特に江ノ電が見える窓際の席は競争率が高めです。
どうしても見たい場合は、開店直後を狙うか、時間に余裕を持って訪れるなどの工夫が必要です。
レトロな建築と庭園の美しさ

鎌倉の東側、二階堂や浄明寺エリアには、かつての華族や文化人が愛した邸宅文化が残っています。
ここでは、単なる古民家という枠を超えた、歴史的価値のある建築や見事な庭園を楽しむことができます。
実際、鎌倉市では歴史的な景観を守るために多くの建物を「景観重要建築物」として指定しており、そうした貴重な建物がカフェとして活用されているケースもあります(出典:鎌倉市『景観重要建造物等保全基金』)。
例えば「古我邸」は、1916年(大正5年)に建てられた、100年以上の歴史を持つ西洋館です。
鎌倉三大洋館の一つにも数えられるこの建物は、広大な森を背負って丘の上に鎮座しており、その姿は圧巻の一言。
館内はフレンチレストランになっていますが、敷地内にはカジュアルに利用できる「GARDEN CAFE」があり、テラス席で風を感じながらコーヒーやスイーツを楽しめます。
また、浄妙寺の境内にある「喜泉庵」では、枯山水の庭園を正面に臨むお座敷で、お抹茶と季節の和菓子をいただけます。
赤い毛氈(もうせん)が敷かれた縁側に座り、手入れされた庭の石や砂紋を眺めていると、時間が止まったかのような感覚に陥ります。
美しい庭と建築が織りなす空間美は、大人の鎌倉散歩にぴったりです。

鎌倉のカフェと古民家を巡る旅へ
空間の魅力だけでなく、そこで味わえる「食」も旅の重要な要素です。
ここからは、ランチやスイーツ、そして朝食など、目的別におすすめの楽しみ方をさらに深掘りしていきます。
絶品ランチと季節の和食

古民家の雰囲気の中で食べる和食は、なぜだかいつもより美味しく感じるものです。
鎌倉には、そんな空間と味が調和した名店がいくつもあります。
浄明寺エリアの閑静な住宅街に潜む「左可井(Sakai)」は、知る人ぞ知る穴子丼の名店です。
こちらは古民家というより、手入れの行き届いた一軒家のお座敷といった風情。ここでいただく「穴子丼」は、箸で切れるほど柔らかく煮込まれた穴子と、美しいだし巻き卵が絶妙にマッチします。
観光地の喧騒から離れ、親しい友人の家でご馳走になっているような温かい気持ちになれるお店です。
また、由比ヶ浜の「松原庵」では、築70年以上の古民家ダイニングで、本格的な手打ち蕎麦や鴨料理を楽しめます。
特に気候の良い日はテラス席がおすすめ。頭上の木々が木漏れ日を作り出し、開放感あふれる中で昼からお酒とお蕎麦を楽しむ…なんていう贅沢な使い方もできます。
こちらはカフェ飯の枠を超えた本格的な料理を提供してくれるので、記念日やしっかり食事をとりたい時におすすめです。
ランチの注意点
特に「左可井」のような人気店は、ランチタイムのみの営業で、食材がなくなり次第終了ということも多いです。
「せっかく行ったのに閉まってた!」とならないよう、開店時間(11:30頃)に合わせて行くことを強くおすすめします。

スイーツや抹茶で癒やしの時
歩き疲れた体に染み渡る甘いもの。古民家カフェのスイーツは、素朴で優しい味わいのものが多いのが特徴です。
「喫茶ミンカ」の自家製プリンは、昨今のやわらかプリンとは一線を画す、しっかりとした硬めの食感が特徴。
ほろ苦いカラメルソースがたっぷりと掛かっていて、レトロな空間と相まって懐かしさを誘います。
和の気分なら「無心庵」のクリームあんみつが鉄板です。
寒天、赤えんどう豆、そして滑らかなこし餡に、濃厚な黒蜜をかけていただく瞬間は至福のひととき。
江ノ電の音を聞きながら、日本の伝統的な甘味を味わう体験は、鎌倉ならではの楽しみ方です。
また、北鎌倉の美術館や寺院巡りの合間に、静かな空間で抹茶と上生菓子をいただくのも、鎌倉らしい粋な過ごし方ですね。
優雅なモーニングと朝食利用

最近の鎌倉旅のトレンドといえば「朝活」。観光客が押し寄せる前の静かな時間帯に、清々しい空気の中で朝食をとるのが人気なんです。
稲村ヶ崎の「ヨリドコロ」では、朝7時から営業しており、厳選された干物定食と一緒に、名物の卵かけご飯が楽しめます。
ここの卵かけご飯は少し変わっていて、白身を泡立ててメレンゲ状にしてから黄身を乗せるスタイル。
自分でシャカシャカと泡立てる作業も楽しく、ふわふわの食感は新体験です!
また、材木座の「ミルコーヒー&スタンド」のように、地元の人たちが犬の散歩ついでに立ち寄るような場所で、焼きたてのパンを使ったサンドイッチとコーヒーで一日を始めるのも素敵です。
早起きは三文の徳と言いますが、鎌倉の朝にはそれ以上の価値がありますよ。
予約が必要な人気店を攻略

せっかく鎌倉まで行ったのに「満席で入れない…」「2時間待ちと言われた…」なんて悲しい思いはしたくないですよね。特に週末や連休は多くの人で賑わうため、事前の情報収集と準備が重要です。
「古我邸」のレストラン利用や「松原庵」、「カフェルセット鎌倉」などは、Webや電話での事前予約が可能な場合が多いです。
特にランチのピークタイムは予約で埋まることも珍しくないので、日程が決まったらすぐに予約を入れておきましょう。
一方で、「ヨリドコロ」のように予約不可で整理券制のお店もあります。こ
うしたお店を狙う場合は、朝一番にお店に行って整理券を受け取り、呼び出しまでの間に近くの海辺(稲村ヶ崎公園など)を散歩して時間を潰すのが賢い攻略法です。
モバイルで順番待ちの状況を確認できるシステムを導入しているお店も増えているので、うまく活用しましょう。
| 店名 | エリア | 予約の可否 | 攻略のポイント |
|---|---|---|---|
| 松原庵 | 由比ヶ浜 | 可(推奨) | Web予約可能。テラス席希望なら早めに。 |
| カフェルセット鎌倉 | 長谷 | 可(Web予約) | 完全予約制に近い人気ぶり。空き状況を要確認。 |
| ヨリドコロ | 稲村ヶ崎 | 不可(整理券) | 朝7時の開店直後か、夕方を狙う。 |
| 無心庵 | 和田塚 | 不可(来店順) | 開店直後か、16時以降が比較的入りやすい。 |
鎌倉のカフェで古民家の旅を満喫
鎌倉の古民家カフェは、単にコーヒーを飲む場所ではなく、その土地の歴史や文化、そしてそこに流れる時間そのものを味わう場所です。
線路を渡ったり、細い路地を迷いながら進んだり、そのプロセスも含めて一つの物語のような体験が待っています。
それぞれのカフェには、店主さんのこだわりや、建物を守り継いできた人たちの想いが詰まっています。
ぜひ次の休日は、あなたのお気に入りの古民家カフェを見つけに鎌倉へ出かけてみてください。
日常から少し離れて、美味しいものと素敵な空間に癒やされる旅は、きっと心に新しい風を吹き込んでくれるはずです。やっぱり、旅行はサイコーですね!みなさんも、どんどん旅に出ましょう!