こんにちは。
ニッポンたび日和 運営者の「たびねこ」です。

週末や休日にふらっと鎌倉へ行きたいけれど、あまり時間がないことってありますよね。
実は、鎌倉観光は3時間という限られた時間でも十分に楽しむことができるんです。

むしろ、時間を区切ることで中身の濃い充実した旅になります。

この記事では、徒歩や車を利用した効率的なモデルコースや、ランチや食べ歩きをスムーズに楽しむコツ、そしてデートや女子旅にもおすすめのスポットなど、短い滞在時間でも満足度を高めるための情報をたっぷりとご紹介します。

  • 3時間で回れる具体的なモデルコースと移動手段がわかる
  • 車でのアクセス時に知っておきたい駐車場戦略が理解できる
  • 混雑を避けたランチや食べ歩きのおすすめ店を知ることができる
  • 季節や天候に合わせた失敗しない観光プランが立てられる

鎌倉観光を3時間で満喫するモデルコース

建長寺の庭園
建長寺の庭園

限られた3時間という枠の中で鎌倉を楽しむには、エリアを絞って移動のロスを減らすことが何よりも大切です。
鎌倉はエリアごとに全く異なる表情を持っていますが、欲張って全部回ろうとすると移動だけで終わってしまいます。
ここでは、目的や移動手段に合わせて選べる、とっておきのプランをいくつか提案しますね。

徒歩で巡る北鎌倉のハイキングコース

渋滞や電車の混雑を気にせず、自分のペースで楽しみたいなら、北鎌倉から鎌倉駅へ向かう徒歩ルートが一番のおすすめです。
このコースは基本的に下り坂が多いので、体力的にもそこまでキツくないのが嬉しいポイントですね。
電車遅延やバス渋滞のリスクを完全に排除できるため、帰りの時間が決まっている方には最強のプランと言えます。

まずはJR北鎌倉駅で下車してスタート。
駅を降りてすぐの静寂な雰囲気、私は大好きなんですよね。
ここから円覚寺や建長寺といった名刹を巡りつつ、亀ヶ谷坂切通しや葛原岡ハイキングコースを抜けていくのが鉄板です。
舗装された道を歩くのも良いですが、少し山道に入ることで「古都鎌倉」の本来の姿を感じることができます。

3時間で回るタイムスケジュールの目安

3時間という限られた時間を有効に使うための具体的なタイムスケジュールを考えてみました。
あくまで目安ですが、これなら無理なく回れます。

  • 0:00〜0:15:北鎌倉駅到着、円覚寺(入り口付近の紅葉や新緑を楽しむ)
  • 0:15〜0:45:建長寺へ移動&参拝(三門と法堂を中心に)
  • 0:45〜1:30:亀ヶ谷坂切通しを経由して化粧坂、源氏山公園へ
  • 1:30〜2:15:銭洗弁財天で金運祈願&お守り購入
  • 2:15〜3:00:佐助トンネルを抜けて鎌倉駅西口へゴール
このコースのポイント
  • 北鎌倉スタートなら、人の流れが比較的穏やかでストレスフリー。
  • 全体的に下り基調の道なので、景色を楽しみながら楽に歩ける。
  • 人気の「銭洗弁財天」でお金を洗う体験もスムーズに組み込める。

特に建長寺の庭園は必見です。
最奥の半僧坊まで行くと往復でプラス40分以上かかってしまうので、3時間観光では心を鬼にして仏殿と法堂、そして庭園の手前あたりまで見学してサッと切り上げるのがコツですよ。

女子旅やデートに最適な長谷エリア

長谷寺あじさい
長谷寺あじさい

海を感じながらおしゃれに散策したいなら、江ノ電を利用して長谷エリアへ向かいましょう。
ここは「鎌倉 観光 デート」などのキーワードでも人気が高い、フォトジェニックなスポットが集まる場所です。
古民家を改装したカフェや、センスの良い雑貨店が点在しており、歩いているだけでも会話が弾みます。

長谷駅から海側へ少し歩けば、すぐに由比ヶ浜海岸に出られます。
夕暮れ時にここを歩くと最高にロマンチックなんですよね。
一方、山側へ向かえば季節の花々が美しい「長谷寺」があります。

長谷寺の見晴台から眺める相模湾の景色は、本当に最高で心が洗われますよ。

長谷寺の混雑についてあじさいの時期(6月)などは、入場整理券が配布され、入山までに2〜3時間待ちが発生することもあります。

3時間で回るなら、混雑状況を公式X(旧Twitter)などで事前にチェックし、混んでいる場合は「大仏様だけ見る」や「海沿いのカフェでのんびりする」という柔軟な変更も視野に入れておくと安心です。

帰りは江ノ電が混んでいたら、由比ヶ浜大通りを歩いて鎌倉駅に戻るのもアリです。
おしゃれな雑貨屋さんやカフェがたくさんあるので、ウィンドウショッピングを楽しみながら歩けば、移動も立派な観光になります。
江ノ電の混雑に巻き込まれてイライラするよりも、ずっと有意義な時間が過ごせますよ。

車で巡る場合のドライブコースと駐車場

「車で鎌倉へ行きたい!」という方も多いと思いますが、正直なところ鎌倉中心部の渋滞はかなり手ごわいです。
特に週末は、小町通り周辺や八幡宮前の道路はピクリとも動かないことがあります。
3時間という貴重な時間を渋滞で潰さないために、私が強くおすすめしたいのが「パーク&ライド」の活用です。

これは、中心部から少し離れた指定の駐車場に車を停め、そこから電車やバスで移動するシステムです。
特に「由比ガ浜地下駐車場」は収容台数が多く、ここに車を停めて江ノ電やバスなどのフリー切符を利用するプランが最強かなと思います。
駐車料金と移動費がセットでお得になりますし、何より駐車場探しのストレスから解放されます。

駐車場名 料金(目安) 特徴・メリット
由比ガ浜地下駐車場 1,700円 駐車5時間+フリー切符付き。鎌倉駅や長谷へのアクセス抜群で最もおすすめ。
江ノ島駐車センター 2,020円 駐車5時間+フリー切符2名分付き。江ノ島観光も少し兼ねたい場合に。

※七里ガ浜海岸駐車場など、一部の駐車場は現在パーク&ライドの扱いを休止している場合があるため、必ず事前に最新情報を確認してください。

車自体は由比ガ浜などの広い駐車場に停めて、中心部は公共交通機関や徒歩で回る。
これが「車で行く鎌倉観光」を成功させる秘訣ですね。由比ガ浜地下駐車場であれば、車を置いてすぐに海へ出られるので、到着直後から「鎌倉に来た!」という開放感を味わえます。

(出典:鎌倉市『由比ガ浜パーク&ライド』

静寂を楽しむ金沢街道の穴場ルート

報国寺
報国寺

人混みはちょっと苦手…静かに大人の休日を過ごしたい、という方には、金沢街道エリアがぴったりです。
ここは鎌倉駅からバスで10分〜15分ほど離れている分、観光客の絶対数が少なく、落ち着いた大人の鎌倉時間を過ごせます。

おすすめは、「竹の寺」として有名な報国寺や、苔の階段が美しい杉本寺を巡るコース。
バス移動がメインになりますが、コツがあります。それは「行きはバス、帰りは徒歩」にするという戦略です。

バス利用の注意点帰りのバス(鎌倉駅方面行き)は、夕方になると一本道が激しく渋滞して全く動かないことがあります。
行きの元気なうちに一番奥の浄明寺や報国寺までバスで行ってしまい、帰りは様々なお店を見ながら歩いて戻るのが、時間管理の上で最も安全な策です。

金沢街道沿いには、ドイツパンの老舗「ベルグフェルド」や、ハムの「鎌倉ハム富岡商会」など、質の高いお土産屋さんが点在しています。
これらを覗きながら歩けば、駅までの30分ほどの道のりもあっという間です。

ドイツパンの老舗「ベルグフェルド」
ドイツパンの老舗「ベルグフェルド」

大仏も見逃せない王道の観光プラン

初めて鎌倉に来たなら、やっぱり「大仏様」は外せませんよね。
教科書で見たあの姿を実際に見ると、その存在感に圧倒されます。
王道の高徳院(鎌倉大仏)と長谷寺を効率よく回るなら、朝早めの行動が吉です。

江ノ電で長谷駅まで行き、まずは大仏様にご挨拶。そのあと長谷寺へ移動して庭園散策。
この2つに絞れば、移動時間を含めても2時間〜2時間半ほどで回れます。大仏様の胎内拝観(中に入ること)は人気で行列ができやすいので、3時間という制限がある場合は、混雑具合を見てスキップする勇気も必要です。

余った時間で由比ヶ浜の海を見に行ったり、駅周辺でお土産を買ったりすれば、完璧な3時間コースの完成です。
「これぞ鎌倉!」という写真をたくさん撮りたい方には、間違いのないプランですね。

鎌倉観光の3時間を充実させるポイント

モデルコースが決まったら、次は食事や休憩、そして季節ごとの楽しみ方を押さえておきましょう。
ここを知っているかどうかで、満足度が大きく変わってきますよ。

小町通りでの食べ歩きとランチ事情

ワッフル専門店「瀬戸小路」
ワッフル専門店「瀬戸小路」

3時間観光において最大の敵は「飲食店の待ち時間」です。
人気店で1時間も並んでしまったら、観光する時間がなくなってしまいますよね。
そこで提案したいのが、小町通りでの食べ歩きをランチ代わりにするスタイルです。

例えば、「Giraffa(ジラッファ)」のカレーパンはボリューム満点で、チーズが伸びる様子も楽しい一品。
片手で食べられるので、移動しながらお腹を満たすのに最適です。
また、鳩サブレーで有名な豊島屋が運営するワッフル専門店「瀬戸小路」では、焼きたてのふわふわワッフルが楽しめます。

座って食べたい場合のおすすめ
  • 鎌倉 美水:提供スピードが早くて回転が良い和食屋さん。手頃な価格で海鮮丼などが楽しめます。
  • 海光庵:長谷寺の境内にあるので移動時間ゼロ。窓際の席からは由比ヶ浜が一望でき、絶景カレーが楽しめます。

食べ歩きの際は、上空から食べ物を狙うトンビに注意してくださいね。
また、歩きながら食べるのはマナー違反になることもあるので、店先のベンチや指定のイートインスペースを利用し、ゴミは必ず持ち帰るか指定のゴミ箱へ捨てましょう。

小町通りを堪能したい方は下記を参考にしてみては?
↓↓↓
https://nippon-tabi.net/kamakura-enoshima-sightseeing/

あじさいや紅葉など季節の見どころ

鎌倉は四季折々の表情が楽しめますが、トップシーズンの混雑は凄まじいです。
特に6月のあじさいと11月下旬〜12月の紅葉シーズンは、普段の倍以上の時間がかかると思っておいた方が良いかもしれません。

3時間でサクッと楽しみたいなら、あえて有料拝観エリアに入らず、外から眺めるだけでも十分美しいスポットを選ぶのも一つの手です。

例えば、源氏山公園周辺や北鎌倉の道路沿いなどは、無料で紅葉や新緑を楽しめる素敵な散歩道になっています。
「並んでまで見ないけど、季節感は味わいたい」というスタンスこそが、タイパ重視の観光では重要かもしれません。

一人旅でも入りやすいカフェと休憩

北鎌倉の「喫茶ミンカ」
北鎌倉の「喫茶ミンカ」

最近は一人で鎌倉を訪れる方も増えています。
「一人旅」で気になるのは食事場所ですが、鎌倉にはカウンター席があったり、静かな雰囲気で一人でも入りやすいお店がたくさんあります。

北鎌倉の「喫茶ミンカ」のような隠れ家カフェや、小町通りの路地裏にある小さなお店なら、周りを気にせずゆっくり読書をしたり、コーヒーを楽しんだりできます。

また、歩き疲れたら無理せずカフェに入りましょう。「3時間しかないから」と焦って歩き続けるより、30分カフェでぼーっとする時間の方が、案外記憶に残る良い思い出になったりするものです。

雨の日でも楽しめる観光スポット

せっかくの予定が雨…なんてこともありますよね。
でも、雨の鎌倉も風情があって素敵なんです。
特に「紫陽花」や「苔」は、雨に濡れると色が鮮やかになって美しさが増します。
杉本寺の苔の階段などは、雨の日こそ最も美しい姿を見せてくれます。

雨の日の3時間コースなら、足元が悪くなるハイキングコースは避けて、舗装された道を歩くコースに変更しましょう。
小町通りのアーケード付近でお店巡りを中心にしたり、北鎌倉の駅から近い円覚寺で雨音を聞きながらお寺の縁側で過ごしたりするのも、粋な過ごし方かなと思います。

また、鎌倉国宝館や鎌倉文学館(※改修等で休館の場合あり)などの屋内施設をじっくり見るのも良いですね。

鎌倉観光は3時間あれば十分楽しめる

ここまでご紹介してきたように、鎌倉観光は3時間あれば十分に、いや、むしろ濃密に楽しむことができます。
「時間が足りないかも」と不安にならず、まずは「徒歩」「バス」「江ノ電」のどれをメインにするか決めてみてください。

朝早くから活動して午前中でサクッと帰るもよし、午後の隙間時間にふらっと訪れるもよし。無理のない計画で、あなたらしい鎌倉の3時間を楽しんでくださいね。きっと素敵なリフレッシュになるはずです!